まったく貯蓄できない「隠れ貧困」が急増中。将来的に家計が破綻!?
特に贅沢をしていないのに貯蓄ができていなかったり、財布の中がいつの間にか空になっているなど、昨今「隠れ貧困」と呼ばれる人々が増えているという。一見裕福そうにみえる家庭なのに、なぜ貧困に陥るのか? 急増中の「隠れ貧困」の確信に迫った。
厚生労働省が発表した平成26年の「国民生活基礎調査」によれば、全世帯の平均所得金額は541万円。世帯年収が500万~600万円もあれば平均的な生活はできるはず。だが、「平均所得以上の収入があり、一見、裕福に見える家庭にこそ、貧困が隠れている」と指摘するのは、経済ジャーナリストの荻原博子氏。
「特別に贅沢はしてないのに貯蓄ができていない人や、財布の中のお金がいつの間にか消えている人、十分な貯蓄がなくて漠然と将来に不安を感じている人――これらに当てはまる人は、昨今増えている『隠れ貧困』の可能性が高いといえます」
「隠れ貧困」とは、普通の生活ができているが、このままいくと将来的に、家計が破綻する可能性の高い貧困予備軍のこと。
貯蓄できない人は予備軍!40代の「隠れ貧困」が急増中
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