占いを『信じた人』『信じなかった人』のその後

信じるも信じないも受け取る側次第

「『ご先祖が祠を潰したせいで、呪われている』『姉妹みんな狐憑きで、このままでは全員結婚できない』と言われ、7万円のお祓いをすすめられた。調べたところ祠なんてなかったし、今は幸せな結婚生活を送っている」(32歳・主婦)なんて霊感商法は問題外だが、結局のところ占いは受け止める側次第。

「数年前、マスコミでも評判の占い師のところへ何か月も前に予約して行ったのに、当日は手紙を渡されただけ。電話で名前を告げただけなのに、『瑤子』という名前の字が当たっていたのには驚いけど、『離婚する』とかイヤなことばかり書いてあって、まったく信用しなかった」(32歳・販売)という女性は、時を経て現在、バツイチ。

 一方、「突然、会社から解雇を言い渡されても、占いのおかげで前向きでいられた」(29歳・デザイナー)という男性も。

「以前、占い師に見てもらったとき、名前と生年月日から人生のいい年・悪い年、いい月・悪い月を示した紙を貰っていたんです。その紙を見ると、クビになったのに、“運気のいい月”で。それで、なんとなく大丈夫な気がして、すぐに転職活動を始めたんです」

 その数週間後には、次の職場も決まり、現在もつつがなく働く。

「でも、この紙を頼りにしちゃうと変に行動できなくなってしまう気がするので、普段は机にしまって、高額の買い物をするときなどに見るようにしている」と、占いとは程よい距離を保つ。

「テレビや新聞の占いは毎日、チェック。ラッキーアイテムはもちろん占いのアドバイス通りに行動をするので、周囲からは『毎日、キャラが違うね』と言われる」(30歳・団体職員)という男性には、「汝に幸あれ」と思うばかりだが、「これまで10万円以上占いにかけている同僚。曰く、『人生を決めることだから、10万円の投資はムダではない』と。そんな彼女が先日、電撃結婚をしたのだが、なんでも、占い師に『今年結婚すれば、7歳は寿命が長くなる』と言われたらしい」(29歳・女・電機)

 この占いが当たったとして……果たして彼女は幸せなのか? ま、余計なお世話だけれど。

― 占いで[人生成功/大失敗]白書【8】 ―




おすすめ記事