更新日:2012年02月13日 18:06

周囲にはいないタイプの相手を選べるのがお見合い

周囲にはいないタイプの相手を選べるのがお見合い  結婚紹介所を利用したお見合いの流れは、一般的に次のとおり。  まず、入会者の職業、“結婚相手への条件”などのデータから、好みの相手を選ぶ。同時に、もう一人の主役ともいえる仲人を地域やプロフィルから選ぶ。(下記参照) 「結婚適齢期の娘、息子を持つ50~60代の世話好きのオバチャンが仲人になるケースが多いですね」(仲人・山田由美子氏)というほど、それだけ親身になって仲介してくれるのだ。 では、実際にお見合い結婚した人に話を聞くと? 「離婚歴があるので、普通に婚活をしている分には不利でしたが、お見合いとなると、それを理解した相手を紹介してもらえるので、結果的に私と同じくバツイチの男性と結婚に至ることができました」(38歳・アルバイト)、「8年付き合った彼氏との結婚は、彼がちゃんとした職についておらず両親に猛反対され、別れた後にお見合いをしました。収入も安定して優しい人なので、円満にやっています」(30歳・主婦)。  しかし、どことなく堅苦しいイメージのあるお見合い、幾分変わってきているというが……。 「昔なら、両親が介入して行なわれたものですが、現代は、2人の相性を重視して、当人だけで会うようになりました」(宮原氏)  当日は、仲人を介して10分程度雑談した後に外出。昼過ぎが最適だ。その理由を全国仲人連合会の仲人・津田おりえ氏はこう語る。 「その時間なら、食事の必要がないでしょう。最初から食事をするのは、シチュエーション的にも金銭的にも負担になりますから。ホテルなどでお見合いの席を設けることはお勧めしません。『あの2人、お見合いかな?』 みたいに、周囲の注目を浴びる場所は禁物です。また、予約ができる場所を選ぶことも大切です」  そうでなくてもお互い緊張する場面なのだから、負担はかけさせない。それが仲人の配慮である。 「2時間程度話をして別れるというのが初日です」(津田氏)  その後、相手の印象は仲人に伝える。もし気に入らなければ、仲人を通じて断ればいいのだ。 「一度会って話した人には情が出てしまい、断るのはツラいのですが、仲人さんが断ってくださるので助かります」(男性・36歳・建築)という体験者の証言もあった。  うまくいく場合もいかない場合も仲人が間に入って調整してくれるのがお見合いのいいところだ。 【お見合いから結婚までの流れ】 1.お見合いサービスに入会 2.仲人と面談 3.入会が決まったら自分のプロフィル、相手への条件などを登録 4.仲人が釣り合いで選び、紹介。お互いが会うことに了解したら、仲人がセッティングし、お見合い成立 5.仲人が事務所などで2人を引き合わせる 6.各自が仲人に連絡を入れ、相手の返事を確認。成立なら、仲人のアドバイスを受けながら交際へ発展 7.交際状況や相手の現状を仲人に随時連絡。断りたいときは仲人に連絡を入れ、仲人が代理で交際を断ってくれる 8.交際順調ならば、仲人がプロポーズ時期などを男性にアドバイス。結婚が決まったら仲人に報告し、退会 ― 本気で結婚したいならお見合いだ!【2】 ―
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