まずは「田作り」。それほど魚の香りも強く出ない程度のほどよい味付け。噛むほどに甘みが出て、口さみしい時のオヤツや酒のアテにもいい感じです。次に蒲鉾。100円のクオリティーとは思えない、柔らかさと粘り。これは買いです！　そのほか伊達巻、昆布巻き、栗きんとん、黒豆、厚焼き卵など、どれもうまい！　ズボラ中年にはもってこい！ 　わさび本漬。今回、購入のなかで、唯一引っかかったのがこちら。お好きな方には美味しいんでしょうよ。しかし、若干、酒粕が強い感じがしました。ちびちびと酒のアテにするにしても、その存在感が否めないわけです。トゥーマッチな量にも及び腰です。しかしプラスに考えましたよ。これがクソ余るようだったら、おせちに飽きた時の焼き魚とかに使うと革命起こるかもしれません。いや、それが絶対美味いはず！ 　松前漬、いか黄金。買い物後にしばらくブラブラしてたからいけないのでしょうか？　多少、イカの匂いが強くなっていて、傷んでしまったかと心配しておりましたが大丈夫でした。少し数の子の味が足りない気がしました。数の子の量が足りないのか？　いや、筆者が呑みながら実食しているから？　もしかしたら、いか明太の方が味のバランスがいいかもしれない。 　切千枚漬。なにこれ、美味い！　酢が美味しいのかも!?　ほのかに、出汁用の昆布を仕込んでいるのが旨味のヒミツか!?　ついつい、酒の肴になりそうなものばかり選んでしまったが、こういった好みの具材を安価で集められるのも１００円ショップの魅力だ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1268007 　作ろうとしたらかなりの労力になるおせち、100円をきっかけに食べてみたり、作り方を真似てみたり、アレンジに使ったりしてみるのは新発見だった。ローソン100で売られているものは全20種類。これで、数日間の食材となるおせち(保存食)はお得な上に気分も女度もあげてくれて大満足でした。昨年12月25日から発売されていたおせちは、店頭からなくなり次第、終了となるようだ。 　 　単身だからおせちを食べるのを諦めている、という人はまだ間に合う！　ぜひお試しあれ！ ＜取材・文／日刊SPA!取材班＞