夜のテクニックを自慢するイタい男たち
―[男のイタい[モテ自慢]ベスト35]―
◆テク自慢がウザイ
『口自慢の仕事下手』という諺を出さずとも、女たちは知っている。
「うまいと宣う男はヘタ」ということを
秘め事なんだから言わぬが花。なのになぜか聞いてもいないSEXのテクニックを披露する輩が。
「同僚と下ネタになったとき、『俺は泣かれたことがある』と言う。なんでも『気持ち良すぎて彼女が号泣した』んだとか。職場では何かあると『ママ~!』と叫ぶ、36歳独身のマザコン男の発言なので誰も信じていない」(29歳・営業)と、ともすれば虚言扱い。
仮に真実を語っていたとしても、「『俺、女の体を超わかっているから』と豪語した男。どれだけわかっているのかと切り替えしたら、『潮を吹かせられなかった女はいない。試してみる? 加藤鷹よりすごいよ』だって。気持ち悪っ!加藤鷹をライバル視するのもバカっぽい」(25歳・出版)と一蹴されるのがオチ。「試してみる?」と誘ったところで、「ぜひ♪」という奇特な女性はそうはいないのである。
また、「27歳の同僚は『世の男の90%は、アナルをやらせてほしいと頼んでも断られる。が、俺は断られなかった10%だ!』と、彼女にアナルSEXをOKしてもらったことを誇っている。いかにアナルプレイが楽しいかを語り続け、『ま、想像していたほどでもないけどね』で話を終わらせるので余計にイラッとする」(27歳・映像)なんて話も。10%の根拠は不明だが、彼としては“選ばれし者”としての使命感もあったのだろう。
一方、「彼に職場の新人の話をしたら、『新人と言えばさあ、俺もこの前、風俗で新人に当たっちゃって。俺がいろいろと指導してあげなきゃいけなかったんだよねえ』と自慢げに話し始めた」(30歳・デザイナー)といった風俗での武勇伝もありがちだが……。
「『いいお客様』と評判の40代の男性。新人の頃、指名されて、ベッドにつくなり『僕は優しいし、うまいよ。キミらの先輩たちの間でも評判のはず』と本番交渉。うんざりしながら断ったのですが、後で聞いてみると、『一瞬で終わるから、働く側から見たコストパフォーマンスがいい』というコトだった」(26歳・風俗)とは現役風俗嬢の証言。もしも、風俗で自分にテクニックがあるから本番ができると信じている自信満々の貴兄、もう一度、冷静に考えてみては。
そして、テク自慢同様、無意味なのがサイズ自慢だ。
「大柄な男性とエッチをしたとき、挿入時に、『イタくない?』」聞かれたので、『大丈夫だ』と答えると、『これまで、痛がって入らないコばっかりだったのに……』と驚かれた。私がゆるくて遊んでいると言いたいのか、それとも、自分自慢をしているのか。どっちにしてもムカつく!」(22歳・フリーター)、「会社の先輩は「俺はデカいから」が口癖。『無用の長物』と言ってやりたい」(33歳・IT)。テクやサイズより愛……ですよ、と。
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