ランボルギーニ、マセラティ、アウディR8…超高級外車を眺めることのできる都心の喫茶店
いくら車離れが叫ばれても、やはり車が好きな人や興味のある人は今でも一定数いるものである。鉄道オタクにもいろいろ種類があるように車マニアにも運転好き、改造好き、旧車好きなどなど様々なタイプがあるが、自分ではなかなか買えないような高級車が実際に街中を走っている姿を見ることは、東京に住む車好きにとってはなかなかの楽しみだ。
地方を走ると、軽自動車のシェアの多さを実感するものだが、都心の幹線道路ではさも当たり前のように高級車が走りまくっている。今回はそんな高級車が行き交う姿を見られる幹線道路沿いの憩いの場を紹介。ささやかな楽しみではあるが、車好きならきっと目の保養になるだろう。
新宿大ガードから東へ、概ね都営新宿線に並走する形で延び、浅草橋の京葉道路に至る靖国通り。市ヶ谷で100mほど内堀通りと重複し、東は京葉道路、西は青梅街道に直結する。
市ヶ谷駅から九段下の方へ歩いて行くとドトールやプロントなどリーズナブルなコーヒーチェーン店が立ち並んでいるが、窓際の席は1~3席ほどというところが多い。しかし、市ヶ谷駅交差点にあるスターバックス市ヶ谷駅前店は座席が多く、隣にはパスタ専門店TO THE HERBS 市ヶ谷店の窓際にも数席ある。
少し高い目線から交差点を見下ろせることが鑑賞の際のポイント。時間やタイミングにもよるが、取材班が1時間ほど滞在していた間、BMW3シリーズカブリオレ、ポルシェ・ボクスター、アバルト124スパイダー、日産フェアレディZなどオープンカーをよく見かけた。
オフィスが多く、社用車やタクシーの比率が比較的高い気がするが、交通量は多いので高い確率でレアな輸入車を目にすることができるだろう。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1340350
外苑西通りは靖国通りと目黒通りを南北に結ぶ道路で、六本木通りや明治通りと交わり、西麻布や南青山などを通る。ランボルギーニやアストンマーチンのショールームがあり、道路傍に駐めてある自動車も高級車率が高い。30分も立っていれば、ジャガーXJ,マセラティのSUVレヴァンテ、ランボルギーニ・アヴェンダドールが通り過ぎるのを見ることができる。
チェーン店は少ないが代わりにファミリーマートなどのコンビニが点在しており、窓際のイートインスペースが鑑賞スポットとして使える。
しかし、もう少し落ち着いて居座れるのが笄小学校西交差点の付近にあるベーカリー&カフェのBREAD & TAPAS沢村 広尾店。大きな窓にカウンター席が並んでおり、外苑西通りを眺めるには格好の場所だ。交差点が近く赤信号の時に目の前で眺められるのも良い。逆に言えば歩道を行く歩行者の側からも店内が丸見えなのだが、二階にはレストランもある。
40分ほどの滞在でランボルギーニを2台、マセラティが3台、アウディR8を1台、ほかには無数のベンツが通る姿を見ることができた。
なぜかオープンカーをよく見かける市ヶ谷(靖国通り)
ランボルギーニ、マセラティは30分に一回は見れる!西麻布・広尾(外苑西通り)
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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