[年上部下]の本音を聞いてみた

 成果主義の導入で年功序列は崩壊、転職も当たり前になった今、年上部下/年下上司という関係も特別珍しくなくなった。巷の声を聞いても、「米国有名大学院卒&医師と明らかに自分とは出来が違うので純粋に尊敬」(38歳・製薬/上司28歳)、「年下より仕事ができない上司につくほうがやってられない」(36歳・物流/上司33歳)と、職場の”年齢問題”は一見、克服したようにみえる。が、頭でわかっていても、「なんだかんだいって、年下に呼び捨てにされると普通に傷つく」(41歳・IT/上司39歳)、「年下上司からタメ口で『これくらいできるよね』と言われると、内心、『なんだこいつ!?』と思う」(38歳・流通/上司29歳)のが人の常。が、年上部下の心を圧倒的に支配する”劣等感”もまた厄介で。 「こんな質問するとバカにされるんじゃないか?と思い、質問もできない」(28歳・メーカー/上司23歳)ようじゃ、業務にも支障が出るだろう。「失敗して怒られるのは仕方ないですが、一度、大声で怒鳴られて……以来、上司と話すときにはビクビクしてしまう」(40歳・金融/上司38歳)と、上司の”指導”も「年上部下」には必要以上のダメージとなるよう。   だからといって、「飲み会で『俺は勝ち組!こいつは負け組!』と言われたり、『ここ寒いから席かわれよ!』と命令されたり、上司は王様状態です。いや、でも、仕事ができる人なんで……」(39歳・通信/上司37歳)って。そこまで卑屈になる必要、ないっスよ!  ◆「処方箋1」 気にすんな! ― 明日は我が身の[年上部下]の本音【2】 ―
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