更新日:2022年11月20日 09:48
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ヘビ20匹と暮らす美人ママを発見

飼育が容易ではないうえに飼い主の顔すら意識しない――。そんな爬虫類など珍獣を大切に飼う女子は、まさに無償の愛の持ち主。そんな彼女たちはきっと美しい! そんな暴論を引っさげ、珍獣女子のライフスタイルを追った ◆結婚記念日の記念にヘビをリクエスト夫もヘビ好きに“洗脳” まなさん「4年前の結婚記念日に『今年は何が欲しい?』って聞かれたので、『ヘビ!』ってリクエストしたんです。結果的には主人もヘビ好きになって、夫婦で飼育を楽しんでいます」  そう話すのは、2人の子供がいるとはとても思えないスレンダー美人のまなさん。現在ではボアコンストリクター・アマラリの「アマ夫くん」のほか、20匹以上のヘビを飼育中。彼女の部屋だった6畳間はヘビ専用部屋になり、ご主人手作りのケージが並ぶ。 「成体になればエサは月1回、排泄は小が1~2週間に1回、大が1か月に1回程度ですし、温度と湿度の管理をしっかりしてあげれば、意外と飼育の手間はかからないんですよ。色や柄の美しさ、ムキムキの筋肉の質感がたまらないんです。アマ夫は特に短いしっぽがかわいいですね(笑)」  ヘビは名前を呼んでもこちらを見るわけでもなければ、やって来るわけでもない。数か月触れないと、飼い主のことも忘れてしまう。が、それもまた「魅力」。  しかし、思わぬ誤算もあった。 「エサのラットは冷凍モノもあるんですが、国産の良品質なものは高価なので費用がかさむ。輸入物は安いのですが質がよくないようで、フンの状態が変わるんです。それで自分たちでラットの繁殖を始めたんですが……ラットはなつくんですよ」  ヘビのクールさが好きとはいえ、なついてくるラットもかわいい。エサとして与えるときには、苦しみを最小限に抑えるために頸椎脱臼させる。それもご主人に任せていたが、「私も主人もツラくなり、ラットもペットとして飼うことに」。  近所の友達にもヘビ好きは知られ、「お財布に入れるから脱皮の皮くれる?」と頼まれることもある。 「でも、脱皮の皮も2m以上になるので、『え! こんなに大きいの!? 財布に入らないよ』って。頼まれてあげたのに、逆に嫌がられたりするんですよね(笑)」 ※【珍獣マメ知識】「ボアコンストリクター・アマラリ」 南米の巨大ヘビ、ボアコンストリクターの亜種。あまり大きくはならないというが、それでも全長2mほどになる。流通量が少ないため、高価(まなさんは18万円で購入)。動物愛護法で「特定(危険)動物」に指定されていて、飼育には都道府県知事の許可が必要 アマ夫くん【まなさん】 ボアコンストリクター・アマラリのアマ夫くんは、4歳で180cm超。まなさんのブログ「あまらりる?」http://amarali.blog60.fc2.comではアマ夫らの飼育日記のほか、繁殖と販売情報も ― 新説[珍獣好き女子]は美人が多い!【2】 ―
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