2018年は「スウェーデン風焚き火」がアウトドア業界を席巻する! インスタ映えもバッチリ
’17年のアウトドアのトレンドといえば、大自然にいながらにしてテントなどを張ることなく、高級ホテル並みのラグジュアリーな空間で過ごす“グランピング”だった。アウトドアライター・PONCHO氏は、「’18年はそれとは真逆の“ワイルド化”の傾向が強くなる」と予想する。
「グランピングは、豪華なテントサイトが用意されて料理も施設から提供される“受け身”のキャンプスタイル。ただ、最近はグランピングでキャンプの面白さに触れて、自分でも準備をしたり調理をしたりするなど、積極的にキャンプを楽しみたいという人が増えてきています」
つまり、’18年はグランピングでお手軽なアウトドアを楽しんだ初心者たちが、本格的なアウトドアにも触手を伸ばす一年になるというわけだ。そして、このワイルド化に貢献しそうなツールとしてPONCHO氏が注目しているのが、丸太をそのまま燃やすといういかにも野性的な「スウェーデン風焚き火」だ。
さて、この焚き火方法、スウェーデン風焚き火と呼ばれるが、実は発祥はフィンランドのかがり火なのだそうだ。豪雨で発生した、大量の流木の活用法としても注目されているという。<取材・文/週刊SPA!編集部 写真提供/薪匠(前田木材)>
※『週刊SPA!』12/26発売号「2018年[裏トレンド]大予測」より
「簡単に言えば、焚き火台に小さな薪をくべるのではなく、丸太をそのまま燃やす焚き火スタイル。丸太の上部に切り込みが入っているので、そのなかに着火剤やおが屑を入れて燃やします。一度火を着けたらあとは薪をくべる必要もなく、放って置いても数時間は燃えてくれる手軽さもポイント。火を囲って語り合ったり、網を載せればバーベーキューもできます。普通のキャンプファイヤーよりも派手な燃えかたをするので、インスタ映えもバッチリです(笑)」
着火剤などがセットになっている商品を買えば手軽にスウェーデン風焚き火を楽しめる。さらに丸太を入手すればノコギリなどで切れ目を入れて自作することも可能。燃え盛る丸太を囲めば、よりキャンプの醍醐味を味わえるのだ。
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