サッカー日本代表監督は日本人と外国人どちらが適任?
いまだに興奮さめやらぬサッカーW杯。これまでの代表チームを牽引してきた本田圭佑、長谷部誠が代表引退を明言。帰国会見では、西野朗監督が7月末で任期満了、退任する意志を示した。とはいえ、4年後のカタール大会はもちろん、今後の西野監督の続投を望む声もネット上には多く見られる。
振り返ってみれば、W杯直前で「選手とのコミュニケーション不足」を主な理由にハリルホジッチ氏が解任された。外国人との言葉の壁、日本人の特性に合わせた戦術……多くのサッカー解説者やジャーナリストが持論を展開したが、ほとんどの国民が「今さら?」と首をかしげた。
まったく期待されていない状況でスタートした西野ジャパンだったが、下馬評を覆してベスト16に勝ち上がった。今回のW杯で日本躍進の原動力となった乾貴士も試合後のインタビューで「ハリル氏が監督だったら、自分は選ばれてすらいなかっただろう」と振り返っていた。
Q.今回のサッカーワールドカップの結果を踏まえて、次の代表監督は日本人と外国人のどちらが良いと思いますか?
日本人…59.5%
どちらでも良い…27%
外国人…13.5%
(※111名が回答)
上記の結果となり、実に59.5%が「日本人」が良いと答えた。その理由を見ていこう。
「コミュニケーションの取りやすさ、選手のモチベーションやコンディション把握のしやすさ」(24歳・男性)
実際、寄せられたコメントの多くが言葉やコミュニケーションに言及するものだった。また、これまで監督の候補には常に外国人の名前が挙がってきたが、その必然性がいまいちよくわからないという意見も多い。
「日本人でも優秀な人材がいるから」(50歳・男性)
「ほとんどのベテラン選手が今回で引退。世代交代が必要となる。その際、今回の大会でスタッフとしても帯同していた東京五輪世代の監督を務めている森保さんや手倉森さんがいいのではないか」(34歳・男性)
「長い目で同じ方向性で強化すべき」(43歳・男性)
日本サッカー界の未来のために……。4年の区切りで外国人監督となった場合、そのたびに戦術がコロコロと変わってしまい、せっかくの経験が積み上げられていかないといった見方もあるようだ。
ベルギーをはじめ、世界の強豪国との戦いぶりが賞賛を集め、日本サッカーの評価は高まりつつあるが、その結果を経て、再びわき上がってくるのが「結局、サッカー日本代表監督は日本人と外国人どちらが適任?」という疑問だ。ガチのサポーターからにわかファンまで、日本国民はどう考えているのか。そこで、日刊SPA!のサイト上でアンケートを実施したところ、111名から回答が得られ、熱きコメントが寄せられた!
日本人と外国人どちらが適任? 国民の意見は…
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ