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夏休みに急増する悪質スカウト、狙われる女子の6つの特徴

3.電車の路線図を見上げて迷っている女

「駅の切符売り場にある路線図を眺めている女性は、年齢に関係なく落としやすい」  その理由は、スイカやパスモといった交通系ICカードを使い慣れていない、スマホで電車や地下鉄の乗り換え方法が検索できない「抜けた女」とスカウトの目に映るからだという。「どこ行くの?」などとスカウトが話しかける隙にもなっているというから、注意が必要だ。

4.同じショップのバッグをいくつも下げている女

 夏休みとなれば、様々なファッションアイテムがそろう渋谷や新宿を訪れる女性も多いが、スカウトが見ているのは「何を買っているか」ということ。サマーセールなどでたっぷりまとめ買いもいいが「上京者がまとめ買いをしている」と見抜かれて、ターゲットになることもある。 「一番わかりやすいのは、同じ店のショップバッグをいくつも持っている女のコでしょう。年に何度も東京に来れない子たちが、セールを狙ってやってくる。それで同じ店で全部揃えるって、都会に慣れていない証拠。しかもそれだけ買ってるからカネもない。宿泊代出すよ、バイトあるよってJKビジネス系の店舗などに紹介できますね」

5.汗ダラダラでもハンカチを使わない女

 猛烈な暑さが続く昨今、外を歩けば汗だくになるのは仕方ないが、それを放置し、メイク崩れを起こしながら街を歩いている女性は、スカウトから見ればやはり「ゆるく見える」という。 「しっかりしている子は、ハンカチやタオルを持っているし、汗だくを恥ずかしいと思っているから、しっかりケアをする。だらしない子は汗だくでもそのままだし、だらしないからメイクも下手で崩れやすい。涼しいとこでお茶しましょー!って誘いやすいし、メイク直せるよーって風俗店の女のコの待機所に連れて行ったこともあるくらい(笑)」

6.ギャルっぽい&派手な母親と歩く女

「ギャルっぽい母親、派手な格好の若作りをした母親と一緒に買い物してる女のコも狙い目です。娘だけでなく、母親自身をスカウトして事務所に所属させ、レッスン代などの名目でカネを巻き上げる。親子2人分だから儲けも2倍。娘を芸能系で働かせ、母親を水商売に紹介することもある」  母親にしてみれば「親がいるのに声をかけてくるなんて本物の芸能スカウトかも」といったところか。娘が心配だからといって親が買い物に付き添っていれば安心、というものでもないらしい。実は一石二鳥を狙った悪質スカウトの思うツボだということを肝に銘じたい。 女性 昨年に引き続き、スカウトが見ているのは「女性の隙」だと語る広瀬氏。夏休みで気がゆるみがちな若い女性にはぜひ注意してもらいたいものだ。せっかくの夏休み。いい思い出だけで終わるためにも、家族や友人で、こうした悪質な手口を共有しておきたい。<取材・文/森原ドンタコス>
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