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パリピだらけの納涼船に“ぼっち”で乗ってみたら、まさかの結末が!

自分へのご褒美は一人きりの時間! SPA!記者が“ぼっち”でさまざまなイベントに挑戦し、その充実方法を提案。さて、本当に楽しいのは?
ぼっち

ほぼ全員が連れ立って参加しており、ぼっち参加の人間は完全に居場所がない

【納涼船】パリピだらけの納涼船は地獄から奇跡の結末へ

予算 2600円 充実度 状況による 所要時間 2時間  夏の風物詩、そしてナンパの名所としても名高い、「東京湾納涼船」。東京・竹芝桟橋で出航を待つ記者の目に飛び込んできたのは、友人同士やカップルで大はしゃぎする長蛇の列だった。もちろん見渡す限りぼっちは皆無で、係員からあからさまに警戒される。周囲の視線も次第に強まってきたのを感じた記者は、わざと乗船チケットを落とし、前に並ぶ女子2人に拾ってもらうことで、周囲に連れと勘違いさせることに成功。無事に船に乗り込んだ。  デッキのトップテラスに到着すると、美しい湾内の夜景にテンションが上がりまくった“パリピ”たちが乾杯の嵐を吹かせていたため、その場を離れ、落ち着ける場所をようやく見つけると、カップルが陣取ってイチャついていた。結局、デッキ左舷の昇降階段の裏側付近しか行き場がなく、一か所にじっとしていたことで、ついに周囲にぼっちだと気づかれ、「あいつヤバくない?」という奇異の視線が容赦なく突き刺さる。  乗船からたったの20分弱でついに記者のメンタルは限界に達し、そろそろ海に飛び込みたくなったその直後、目の前に一人の男が出現した。男は2人組の女のコを見つけては、手当たり次第に声を掛け、玉砕していた。彼は友人が急きょ来られなくなったにもかかわらず、一人で乗船したというツワモノだった。
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同じくぼっち参加のNさん(35歳)は元お笑い芸人だという。そりゃ強心臓である

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ぼっち参加の男とタッグを組んでナンパ
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