恋愛・結婚

ED治るかな?アソコに衝撃波を照射する日本初上陸のED治療を受けてみた!

 国内だけでも約1800万人もの男性が悩みを抱えていると言われる男性機能不全(以下、ED)。そんなEDの治療法といえばバイアグラに代表される経口薬だが、これらはあくまでも服用時にのみ勃つようになる“応急処置”。根本的なEDの治癒につながるものではない。だが、最近になって「EDを根本から改善させる」治療法がついに日本に導入されたという。その治療法とは!?

アソコに“衝撃波”を照射し、新たな血管を生み出す

「ペニスに低出力衝撃波を照射する治療法です。勃起はペニス内の海綿体が血液を溜め込むことで起こるのですが、一般的に海綿体の毛細血管は20代からどんどん減っていきます。衝撃波を照射すると海綿体内の血管が揺すられ、微量ではありますが傷を受けます。そこを修復しようとする際に細胞増殖因子が放出され、海綿体内に新たな血管が生成されるんです」  そう語るのは、秋葉原中央クリニック院長の望月正人氏。つまり、衝撃波を照射することによってペニス内の毛細血管を新たに生み出し、勃起力を高めようとする治療法だというわけだ。

これが低出力衝撃波を生み出す医療機器「RENOVA」

最大の懸念「衝撃波をぶち込んで痛くないのか?」

 とはいえ、最大の懸念はなにより「ペニスに衝撃波を照射」すること……痛くはないのか!? 今回は齢28にしてED歴2年、バイアグラさえ日によっては効かないという重度のED患者である小誌記者を同行させ、身を張って、いや股間を張って低出力衝撃波を体験した。

事前に院長の問診を受け、みずからのED事情を赤裸々に語る小誌記者K。実際、20代でEDに悩みクリニックに訪れる患者は決して少なくないという

RENOVAのノズルを股間にあてがわれる記者K。実際の施術時にはパンツも脱いだ状態で行われる。股間にあてがった照射ノズルを固定さえしてしまえば、あとは医師の立会いもないという

衝撃波を照射する機器の先端はこんな感じ。青い部分に水を含んだ専用のノズルを装着し、ペニスにあてがう

 お腹側にびろんと伸ばした状態のペニスに押し付けるようにして照射ノズルを固定。施術が始めると「パンッ! パンッ!」と一定のリズムで衝撃波が照射される音が治療室にこだまする。 「あぁっ……アソコをパチンパチンと弾かれているような感覚ですね。音のイメージより“当たり”はそれほどでもありません。痛いというほどではないです。あぁ……不思議な感覚です」  一回の施術にかかる時間は20分弱。この短時間になんと約4000発の低出力衝撃波が記者Kの股間に打ち込まれたという。

最新鋭の治療ゆえ、費用は割高だが……

 1クール4回にわたって照射を行うことで効果が得られるというが、1度目の照射で効果を実感する患者も少なくないとか。また、照射後は「新たな血管を定着させるため」積極的に性行為もしくは自慰行為をしたほうがいいそうだ。果たして1週間後、記者Kの股間に変化は訪れたのだろうか? 「何かの間違いで海綿体を衝撃波でズタズタにされて再起不能になるんじゃないかと密かに心配していたんですけど、おかげさまで治療後の痛みや違和感はまったくなかったです。まだ照射は一回だけなのでなんとも言えないですけど……そういや一昨日、朝勃ちしてた気がします。おそらく1年ぶりですよ!」  ただし気になるのは治療にかかる費用。専用の低出力衝撃波を放つ機器は非常で高額のため治療費も高めで、1クール4回の治療費は35万円。正直言って、気軽に治療に踏み切れる値段ではない。とはいえ、従来の“応急処置”的ED治療とは一線を画す“根治のための”治療だということは事実。薬に頼らない性生活を送りたいのなら、思い切って衝撃波に頼ってみるのも悪くないかもしれない。 〈取材・文・撮影/日刊SPA!取材班〉
おすすめ記事
ハッシュタグ