今すぐできる自宅Wi-Fi再生計画 家でもいい電波をとらえるには?
ネットに接続が必須のデバイスが急速に普及している中、Wi-Fi環境のアップデートはお済みだろうか。Spotifyの台頭を引き金に、映像だけでなく音楽のサブスクリプションサービスも増えてきたせいか回線速度が遅いと音楽が途切れたりして、ストレスを感じる。そこで今回は速度低下の原因ごとにソリューションを提案したい。
まず、接続端末の多いファミリー層が見直すべきは、無線ルーター本体。数あるルーターの中でも特にオススメなのが、バッファロー社製「AirStation WTR-M2133HP」だ。
その秘密は、3つの周波数帯域で通信可能な「トライバンド」に対応している点。例えるなら、バンドの数は道路の車線数で、接続端末の数が交通量。家族が集まるラッシュ時は特に混線が予想され、従来の2車線だけでは足りないのだ。さらに、Wi-Fi機器同士や電子レンジから発生するノイズを自動検知、回避してくれる「バンドステアリング」を搭載。電子レンジを使用しながら、レシピサイトを見ることも可能。まさに家族に嬉しいファミリー向け製品だ。
【バッファロー AirStation トライバンドルーター WTR-M2133HP】
5Ghz帯2つ、障害物に強い2.4Ghz帯1つ、計3つの周波数帯域に同時接続が可能。5GHz帯と2.4Ghz帯の混雑していないほうへ自動切り換えしてくれる「バンドステアリング」搭載
メーカー希望小売価格:2万7700円(税別)
サイズ:H231×W231×D170mm
重量:970g
無線LAN規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac
最大転送速度:866Mbps(11ac利用時)
お次は、2階への電波が滞りがちな、戸建て住宅での使用にオススメするWi-Fi中継機であるアイ・オー・データ社製「WN-AC1167EXP」。そもそも中継機とは、親機から発せられた電波をキャッチし、さらに電波を拡散するものだ。1台で足りない場合には2台使用し、本機から本機へ電波を飛ばすこともできる。
本機はコンセントに直挿しするモデル。電波が届く場所にコンセントがあればどこでも使える。設定は楽々で、親機についているWPSボタンと、本機のボタンを押して同期するだけ。WPS機能さえついていれば、親機は他社のものであっても使用可能。WPSは’07年に策定された規格なので、もし親機にこの機能がついてない場合、ボトルネックになりかねないので、この点は確認が必要だ。
親機のSSIDと暗号キーをそのまま中継するため、中継機の設定さえ済めば、接続端末の面倒な再設定は不要。リビングだけでなく、寝室や浴室でも映画、音楽を快適に楽しめるだろう。
【アイ・オー・データ Wi-Fi中継機 WN-AC1167EXP】
隣のコンセントをふさがずに使える直挿しタイプの中継機。通信規格もより高速な11acに対応しているため、高速通信のままWi-Fi接続範囲を広げられる
メーカー希望小売価格:6600円(税別)
サイズ:H103×W71×D33mm
重量:130g
無線LAN規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac
最大転送速度:867Mbps(11ac利用時)
これぞ無線ルーターの決定版!! スタイリッシュな見た目も◎
ボタンを押すだけで設定完了。コンセントに挿すだけで快適!
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