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back number清水、女物ビキニを着た写真が流出…性癖がヤバい有名ミュージシャン列伝

④めくるめく絶倫伝説 ASKA(60)

 11月に約5年ぶりのコンサートを開いたASKA。2度に渡る覚せい剤使用容疑での逮捕の過程で明らかになったのは、異常なまでの性欲だ。1996年当時、常連だったというニューハーフファッションヘルスのキャストによると、ASKAは朝から晩まで求め続けるだけでは飽き足らず、男女役の交代、色々な穴への侵入など、ありとあらゆるやり方で楽しみ尽くしたのだという(東京スポWeb、2014年05月24日)。  確かに「SAY YES」や「if」などの楽曲を聴くと、ふつうのポップスよりも多くのコードが複雑な使われ方をしていることに気づく。

⑤「顔の上に座って」とエド・シーラン(27)に懇願する エルトン・ジョン(71)

エルトン・ジョン

エルトン・ジョン(左)と、結婚相手のデイヴィッド・ファーニッシュ

 現在、引退ツアー中のエルトン・ジョン。同性と結婚しており、散財や奇行エピソードには事欠かないが、最新版もなかなかのインパクトだ。  業界における師でもあり、親友でもあるエルトンが“冗談抜き”で、ノンケのエド・シーランに対して「顔の上に座ってくれ」と懇願してくるというのだ(2017年2月、エドがインタビューで明かす)。  かつて、モーツァルトのコスプレで「Candle In The Wind」を披露したこともあるエルトンだが、モーツァルトは『俺の尻をなめろ』という声楽曲を作っている。お尻への飽くなき探究心も共通しているのかもしれない。

⑥死後、恥ずかしい映像がバレる ウォーレン・ジヴォン(1947-2003)


 少年時代、かのストラヴィンスキーに“天才”と称され、ソングライターとしても、作家ゴア・ヴィダル(1925-2012 代表作『都市と柱』)から「時代の先を行っていた」と絶賛されたウォーレン・ジヴォン。生前最後には、名司会者のデイヴィッド・レターマン(71)との交流も話題になり、訃報に際してボブ・ディラン(77)もジヴォンの「Mutineer」を演奏し、死を悼んだ。  そんな、知る人ぞ知る偉大なソングライターも異常な性癖の持ち主だった。ガンに冒され余命幾ばくもないことを知ったジヴォンは、自分の死後、息子に部屋を片付けるよう命じていたのだ。中にはいかがわしい映像もあると伝えていたという。  てっきり普通のいやらしいビデオだと思い、中身を確認した息子は唖然とする。全て、ジヴォンと彼の交際相手とのプレーを収めた自撮りだったのだ(『I’ll Sleep When I’m Dead: The Dirty Life and Times of Warren Zevon』より)。  さて、今回水着着用で“変態”呼ばわりされてしまった清水依与吏だが、先輩ミュージシャンに比べれば、まだまださわやかで健全だと思えるから、ロックの世界は奥が深い。 <文/音楽批評・石黒隆之>
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4
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