一番睡眠時間が短い職業は?
―[[毎日8時間寝る]逆転の仕事術]―
◆無自覚な「睡眠不足症候群」とは?
睡眠記録サイト『ねむログ』を運営する塚島早紀子氏は、3万人のユーザーデータから、現代の眠りの問題点を次のように分析する。
「『ねむログ』をスタートした’06年当時は、寝不足や不眠症などのキーワードに注目が集まり始めた頃でした。眠りに悩む現代人の多さには改めて驚いています。ユーザーの統計データで『快眠できている』と回答しているのはたったの28%。残りの方は何らかの悩みを抱えているんです」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=153453)
「職業別睡眠時間」(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=153458)も興味深い。役員・管理職や教員の睡眠時間が短いようだ。
「最も睡眠時間が少ない世代は、中間管理職などが多い40代。睡眠の短い層は、睡眠時間を削って仕事や自身の勉強のための時間に費やしているようです。本人は『十分な睡眠を確保している』と思っていても、気づかないうちに慢性的な睡眠不足に陥っている“睡眠不足症候群”の方も増えています」
睡眠を削って頑張った結果、パフォーマンスダウンになっては意味がない。そこで、忙しいなかでも「頑張って寝る」ことで作業効率をアップさせ、睡眠も仕事も一石二鳥で得られるテクニックの数々を紹介しよう。
【ねむログ】
ユーザー登録するだけでマイページに就寝・起床時間を記録できる。Webのほか、iPhoneアプリやTwitterなどからも記録可能。http://www.nemulog.jp
上図出典:「ねむログ」 取材・文/朝井麻由美
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