恋愛・結婚

友人のクリスマス挙式に不倫相手の女子大生と参列。調子に乗ったゲス不倫男の顛末

男を信じちゃいけませんよ

悲惨なクリスマス 「結婚パーティは1.5次会に近いものだったので、花嫁によるブーケトスもありました。そして、花嫁がブーケを投げると、マリエがキャッチしたんです。嬉しそうにはしゃぐ彼女は、結婚に憧れる若い女性そのもので、『可愛いな』とまた惚れ直したんです」  奥野さんの隣に座ったマリエは始終はしゃいでいて、ケーキ入刀の時も、たくさんシャッターを切って、インスタにアップしていた。花嫁の一挙一動に一つ一つ感動する姿に、奥野さんは、『どうだ、俺の連れてきた女はいじらしくて可愛いだろ』と改めて誇らしい気持ちになったという。が、事件はパーティのラストに起こった。新郎新婦が会場のドアの前で、参加者一人一人に挨拶。一緒にいたマリエが、新婦に駆け寄って「今日はおめでとうございます。でも……男を信じちゃいけませんよ」と、奥野さんを指差して、こう語ったという。 「この人、奥さんがいるのに、お二人の晴れの舞台に浮気相手を連れてきたんですよ!!!!」  けっこうなボリュームでの突然の暴露に、新郎新婦、そして参加者も唖然。ショックを受けた奥野さんは、呆然とし、一言も言葉を発することができなかったという。

既婚者だとバレていた

「実はマリエは、僕が既婚者であることを知っているのに、パーティの間中、彼女役を演じていたんです。その魂胆は、嘘をつき続けた僕が最もショックを受けるタイミングで暴露することでした。バツが悪いことに、結婚パーティの参加者には取引先の部長がいて、僕のゲス不倫の噂はたちまち社内中に広まりました。『こんな恥ずかしいやつには重要な仕事は任せられない』と担当を外され、今は簡単な事務仕事しか与えられません。出世コースからも、完全に外されましたね」  奥野さんの奥さんを知る、社内の同僚女子の告げ口から妻にも浮気がバレて、現在に至るまで別居状態が続いているという。まさに、天国から地獄を経験したクリスマスの思い出だった。<取材・文/夏目かをる 取材協力/矢加部英達>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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