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スクールカーストが逆転する!? アラサー同窓会の悲しい現実

弁護士と知った瞬間、目の色が変わり…

 この「やっかみ」でいえば、男子間のジェラシーを如実に表したこんなエピソードも。滋賀県在住の福本さん(仮名・34歳)の体験談だ。 同窓会「中学時代、授業中に“おならをした”という理由で高校までずっとからかわれていた同級生のB男。大学でもパッとせず、周囲からいじられ続けてきたのですが、勤めていた会社を辞め、大学院に入りなんと弁護士になっていたのです。そんなB男が同窓会にくると、今まで見向きもしなかった女たちがB男にお酌するために行列を作っていたんですよ。B男は既婚者なのに、未婚・既婚を問わず何人もの女が……。結局カネや名誉かとアタマにきましたね」  かくいう筆者も、同級生の間では「売れない貧乏ライター」という、ありがたくないレッテルを頂戴し、皆からいじられた。仲の良かった同級生の腕元を見ると「ロレックス」が光っていたり、一流企業に勤める元サッカー部キャプテンの財布に、アメックスやダイナーズのブラックカードが収まっているのを見て、絶望感を抱いたという次第である。  かつてのスクールカーストはどこへやら。これが、アラサー世代の同窓会の現実なのだ。<取材・文/森原ドンタコス>
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