恋愛・結婚

DV妻の暴力に怯える夫。それでも離婚しないのは「妻が好きだから」

典型的なDV環境?

 離婚110番の澁川氏は、DVの相談に来る人のなかで、牧野夫婦のような「妻の収入が多いケース」は珍しくないという。   DV妻 「旦那が税務署勤務とのことで、収入がもっと多いと奥さんは思ったことでしょうね。でも、期待が外れてしまった。そのため妻も稼ぐようになると、自分の方が夫よりも高収入。となると、夫を蔑んでしまう妻もいますね。妻のDVは言葉の暴力と、道具を使ったDVという2つの傾向があります。この場合の道具はソフトボールでしたが、本気で投げられたら怖いですよね」  その事件以来、妻に対して恐怖を抱くようになった牧野さん。休日は、徒歩20分ほどのところにある自分の実家に子供を連れて帰り、ゆっくりとくつろぐ。だが1時間もしないうちに妻が車で迎えに来るという。 「彼の妻は外面がとても良いんだそうです。夫の実家にDVをばらされたくないという計算も働き、長居させまいとして迎えに来るんでしょう。でもそんな妻の思惑とは違って、牧野さんは実におめでたい性格でして。見事に操られています」(澁川氏) DV妻 実家にすぐ迎えに来る妻に、牧野さんは「オレと離れたくないんだ」と嬉しくなるという。すると妻になじられたことも一時的に忘れ、「やっぱりオレのことが好きなんだなあ」とにんまりしてしまうとか。 「妻のDVをスルーできるのは、牧野さんのような鈍感力が必要かもしれませんね。とはいえ、何かあってからでは遅いので、別居等の選択を取っても良いかと思いますが」(澁川氏)  妻の言動に恐怖を感じつつも、優しくされるとコロッと騙されてしまう。傍から見ても、典型的な支配関係なのではないか…と感じざるを得ない。今後DVがエスカレートしないことを願う。<取材・文/夏目かをる> コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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