【イケメンVSブサメン】美女がブサメンを選ぶ理由
女はよく言う、「男は顔じゃない」と。それは本心か、それとも慰めか……。今回は女性の、男性に対する“ルックス差別”を白日の下に晒すべく、イケメン対ブサメンの三番勝負を決行した。男性読者諸氏、結果を心して受け止めよ。
◆なりきり路上詩人。詩のリクエストが多いのはどっち?
ブサメンのプライド、それは才能や人間性といった中身。だが、それすら“顔面”という過酷な現実に阻まれ、女性に通じないとしたら? 今回のバトルは、そんなブサメンの一縷の望みすら木っ端微塵に吹き飛ばしかねない危険な対決、“なりきり路上詩人”だ。
週末の夜。人でごった返す新宿駅前に、2人は「女性に限り、無料で詩を贈ります」という謳い文句とともに自作の詩を並べ陣取った。開始から30分、OL風3人組が詩人コンビの前に立ち止まり、いよいよ戦いの火蓋が切られた。
「どうぞ書いてほしいほうを選んでください」と声をかけると、偽詩人2人の顔を見比べる3人。
「え~、どっちでもいいかなあ」と顔を見合わせ、しばし女性同士の腹の探り合いが続く。そして、1人目が思い切って指名したのは……やはりイケメン詩人! だが、続いて2人目はブサメン詩人を指名。この辺は、女性らしい気遣いだろう。本当の勝負は3人目だ。が、ここもイケメン! これが現実なのか!?
しかし、詩を綴った色紙を手に笑顔で帰ってゆく3人に手を振りながら、ブサメンが不敵なドヤ顔を浮かべている。えっ、なんで?
「やっぱり僕を選んだのは、一番かわいいコでしたね。ああいう自分を持ってるコは、簡単に流されない!」
いやいや偶然でしょ、と思いきやその後の展開が彼の言葉を裏付けたから驚きだ。確かに普通っぽいコはイケメンを指名する。だが、人生相談を始めるギャル、情婦風のお姉さん、そして陰のある美女といったどこか癖のある女性たちにはブサメンが圧倒的な人気を誇り、イケメンを(10人中)6対4で差し切ったのだ。たまらずその理由を聞いてみると……。
「だって、絶対に彼のほうが人生苦労してるでしょ。生きづらい分、本当の言葉になるかなって」
勝利の美酒に酔うブサメンには、本当の理由は伏せておいた。
【教訓】
イケメン=苦労知らず。ブサメン=苦労の連続。勝手なイメージ
― 大実験 女が言う「男は見た目じゃない!」は本当か?【3】 ―
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