5万円でタイ旅行4泊5日をエンジョイする方法。 節約の達人が伝授
もうすぐ夏休みを迎える人が多いと思うが、その中には海外旅行の計画がある人もいるだろう。だがその一方で、行きたいけど「お金がない」「旅費が高そうで無理」と敬遠している人もいるはずだ。
家族4人、都内で月10万円以下の暮らし「昼飯はご飯に15円の納豆」
彼は家族4人暮らしにも関わらず、生活費は月10万円以下、普段からケチケチと節約を徹底している。そんな大石だが、海外旅行が好きで独身時代からバックパッカーで世界を放浪し、現在は年に数回、5日~2週間ほど旅をしている。
カネはあるのか? と思われるだろうが、大石は「東南アジアなら4、5日滞在しても安いものですよ」と答える。彼の場合、普段の生活はもちろん、海外旅行でも節約を徹底しており、カネがかからないのだという。果たして、その方法とは?
今回は、わかりやすくタイを例にしよう。大石は日本人にも人気のあるバンコクが好きで何回も訪れているが、総予算を聞くと「4泊5日でいつも5万円ですよ」と言う。
当然、お盆やゴールデンウィーク、年末年始は航空券が非常に高額となるので例外と考えていただきたいが、そのうえで、まずチケット選びはどうしているのか。
「最初に格安航空券の比較サイト『スカイスキャナー』で調べて、そこで安いフライトをチェック。その後、エア・アジアなどのLCC各会社のサイトを見る。最後は『トラベルコ』を確認して、一番安い料金を選びます。バンコク往復で大体2万5000円です」
2万5000円ならば、新幹線で品川・新大阪往復よりも安い。LCCは機内預けの荷物代が別途かかるので、手荷物だけで7~8キロ以内にまとめる。
成田空港までの移動には意外とお金がかかるものだ。たとえば、上野や日暮里から京成スカイライナーを使うと約2500円。彼の場合は京成スカイライナーに乗らず、普通に急行で行く。多少時間はかかるが、それだけで約半額まで交通費が抑えられる。
確かにツアー旅行や、贅沢な旅が念頭にある人にとっては難しいかもしれないが、訪れる国を選び、現地でのコツさえわかれば、お金をかけなくても行ける国が意外と多い。むしろ、国内旅行をするよりも安く収まってしまうのだ。今回の記事は「旅費さえ安ければ海外に行きたい」と少し考えている人に参考になってくれれば良いと思っている。
以前、『家族4人、都内で月10万円以下の暮らし「昼飯はご飯に15円の納豆」』という記事を書いたが、その主人公である大石(38歳・仮名)という男。
【参考記事】⇒「バンコクなんて4泊5日で総予算5万円(※宿泊費・航空券込み)ですよ」
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