5万円でタイ旅行4泊5日をエンジョイする方法。 節約の達人が伝授
海外に行った後、高額な携帯電話の使用料に驚いた経験がある人も多いと思うが、大石はバンコクのドンムアン空港に着いたらSIMカードを500~1000円で購入する。プリペイド式なので、使いすぎても後から高額な請求がくることはない。
ローカル電車に乗ってバンコクで最も大きいファランポーン駅に行くが、電車賃は約100円だ。駅周辺は安宿が多いので、そこにチェックイン。とはいえ、大石は「泊まるだけ」と割り切っており、共同部屋で二段ベッドのドミトリーでじゅうぶんだと考える。かなり汚い部屋だが、わずか500円ほど。それが嫌だという人は、1000円も払えば綺麗なドミトリーもある。
食べ物の美味しいタイは屋台が最高に楽しい。値段も格安だ。意外と知られていないが、屋台は自分でビールを持ち込んでも大丈夫。
大石はコンビニでビールの大瓶(約150円)を買い、屋台に持ち込む。そして2品のタイ料理(約320円)を注文する。およそ500円以下だ。それを3食で一日1500円だとしても、滞在中は6000円ぐらいで済んでしまう。
【4泊5日タイ旅行時の内訳】
航空券…往復2万5000円
保険…クレジットカードに付帯しているので無料
食事代…6000円
宿代…2000円
通信費…1000円
成田空港までの往復…2600円
バンコクの空港からホテルまで往復…200円
合計3万6800円
この他に移動費や飲料代、土産代がかかるが、5万円もあれば楽しめるのだ。ちなみに大石の場合、宿代は一泊500円で、屋台も安い場所を狙ったりするので、もっと予算を抑えられるが、せっかく海外に来ているからと時には奮発したり、服などを買ってしまう。それでも総予算5万円で帰ってくるという。
読者の中には「せっかく行くのだから、少し贅沢したい」という方が大半だと思うが、それは当然で、カネをかけるところはしっかりかけていいと思う。韓国や台湾、ベトナム、タイなどの東南アジアは治安がいいし、食べ物が美味しく、物価も安い。
日本から近くて航空券も安い場所なら大石のように節約旅を徹底すれば、「カネがないから行けないよ」は理由にはならないと思っている。この夏も大石は東南アジアに4日間行く予定だ。<取材・文/浜カツトシ>
「カネがないから行けない」は言い訳だ
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