恋愛・結婚

シングルマザーだけを愛する独身男。理想の女性にされたまさかの告白とは

理想のシングルマザーと出会うも

「今年の夏、理想の人に出会いました。相手は百貨店の男性浴衣売り場で働いていて、声を掛けたんです」  山口さんに似合う浴衣を数着選んでくれ、袖を通したり帯を締めてくれるうちに、彼女のことを好きになったという。 「その日はすぐに決められなくて、また来ますと言ったら、『お待ちしています』って。その言い方が可愛らしかったので、1週間後に来店して、浴衣を一式購入したんです。その時いろいろ話したら、なんとシングルマザー。帰り際に食事に誘い、すぐに応じてくれました」  2週間後、山口さんは久美子さんとデートをした。『人妻は話を聞いてくれる男が大好きだ』という持論の元、愚痴を聞きつつも積極的にアタックした。 「人妻の落としどころを知っている僕としては、全力でもてなしました。高級なレストランじゃなくても、ちょっとセンスのある店や遊び心のある飲食店で口説くとすぐになびきますよ」 「あと、お酒が飲める女性にはボトルではなく、グラスワインでいろいろ種類を選んでもらうと、本人も喜びます。でもこれはあくまでもグラスワインの種類が多い店に限りますけど」  その後、ほろ酔いの久美子さんをエスコートし、ホテルに連れて行った山口さん。すべてが終わったあと、「惚れてしまった!」と告白したそうだが…。 「私も山口さんのこといいと思うと言ってくれました。でも、『私、子供8人いるの』と告白されたのには参りましたよ。さすがにそんなに養えません!」 デート 結局、久美子さんとはそれきりになった。が、山口さんのシングルマザー狙いに変化はない。 「今もシングルマザーばかり狙い、せっせと出会い系をやってます。あの母性はやはり魅力です。あ、でも子供は1人までかな。あまり病気をしない子が理想。デートを邪魔されないからね(笑)」  人の好みや恋愛にとやかく言う資格はないが、彼が結婚できる日はまだまだ先だろうと、筆者は思った。<取材・文/夏目かおる>
―[独身たちの日常]―
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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