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史上最高画質を謳うコンパクトデジタルカメラの実力

【キヤノン PowerShot G1 X】


キヤノンから史上最高画質を謳うコンパクトデジタルカメラのフラッグシップ「PowerShot G1 X」が発表された。大型のCMOSセンサーや新しいレンズ、高性能な映像エンジンを搭載。本格的なマニュアル撮影も可能で、プロやハイアマチュアもターゲットにしている。レンズ交換式のカメラへの下克上なるか? 注目アイテムの物欲刺激度をチェックしてみよう。実勢価格は7万4980円

PowerShot G1 X◆画質を極めた超高性能&高額コンパクトデジカメ!

 レンズ交換式のデジタル一眼やミラーレスカメラが好調だが、ここにきて最高画質を謳うコンパクトデジカメがお目見えしたので注目したい。

 大きく進化を遂げたキヤノンの「PowerShot G1 X」は、大型のCMOSセンサーを搭載したのがポイント。APS―Cサイズに近い18.7×14mmで、マイクロフォーサーズ規格よりも大きい。一般的なコンデジが採用している1/1.7型と比べると6.3倍もの面積となる。センサーが大きければ、光をたくさん受けられるので、S/N比が向上し、ノイズも少なくなっている。解像度は1430万画素と大きく、被写体の微妙な表情もキッチリ描写できるのだ。また、コンデジでは難しかった被写界深度の浅い写真が撮れるのもうれしいところ。

新開発の1.5型CMOSセンサー

新開発の1.5型CMOSセンサーを採用し、解像度が1430万画素にアップ。ボディサイズと画質のバランスからアスペクト比は4:3となっている

 映像処理エンジンはDIGIC5を搭載。ISO3200の感度で撮影したときのノイズを、従来機と比べて4分の1に抑えている。最大ISO感度は1万2800で、暗いところの撮影で実力を発揮してくれることだろう。連写は4.5コマ/秒の速度で6コマまで可能。1430万画素のフル画素で、シャッターチャンスを逃さない。レンズはF2.8&28mmワイドの光学4倍ズームレンズを搭載している。

 高性能な手ぶれ補正機能も備え、動いている被写体や暗いところでの撮影でもミスを抑えられる。写真は最大4352×2904画素のJPEG画像で、デジ一眼のEOSと同様、14ビットのRAW画像も記録可能。PCに取り込み、作品を作り込むこともできる。もちろん、フルハイビジョンでの動画撮影もOKだ。

 サイズはW116.7×D64.7×H80.5mm、重量は534gとあまりコンパクトではないのが気になるが、この高性能ぶりなら仕方がない。クラシカルなデザインも物欲を刺激してくれる。価格は7.5万円と、デジ一眼が買えてしまうのだが、それでもお買い得な一台と言えるだろう。物欲を止められそうにない。

■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 3/3

一眼レフは携帯するのが面倒なので、SNS用のコンデジを物色中

■ 編集担当Kの物欲刺激度 2.5/3

機能もさることながら、質感にもこだわり金属素材を多用。直線的なデザインも好感が持てる。加えてEOSシリーズ同様の操作性や、EOSアクセサリーと高い互換性を実現しているので、EOSを使っている人や、いずれEOSをと思っている人にはいいかも。まあ、これがあれば、一眼の出番はあまりなさそうだが




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