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コンビニ店員が恐れる“コワい客”。入れ墨の男に突然呼ばれ…

 日々多くの客が訪れるコンビニ。当然、店側は客を選ぶことはできない。なかには店員のことをまるで見下しているような態度の客も少なくない。ちょっとしたことで言いがかりをつけてくるような人までいる。
暴力

※画像はイメージです(以下同)

 筆者はコンビニで長く働いてきたが、殴られそうになるなどコワい思いをした経験もある。

コンビニ店員が恐れる“コワい客”

 繁華街にあった客層が悪いA店で働いていた時のことだ。筆者は深夜帯のシフトに入っていてワンオペ状態だった。深夜1時頃、背が190センチぐらいありそうなフランケンシュタインふうの不気味な男が来店した。初めて見る顔で、いかにも危険な空気をまとっていた。嫌な予感は的中するもので、後に彼をめぐってトラブルが起きる……。  レジで「タバコ、セブンスター」と言ってきたので差し出すと、「そうじゃない、カートンだ」と返す。  ぶっきらぼうな言い方に腹が立つが、カートン買いだと思って出すと、今度は突然、封を切って一箱だけ取り出して「これ」と言う。  なにがなんだかわからない。一箱欲しいだけでなぜ、こんなことをするのか。「(カートン買いではなく)これだけですか?」とたずねても何も答えず、一箱分の金額だけ出した。  店側は非常に迷惑だ。だが、他の客もいないワンオペで、無用なトラブルを避けるためにも、その時はそのままお金を受け取った。  朝方、それを店長にしっかり報告しておいた。その数日後、シフトには店長が入っており、再び男が来店して全く同じ行為をした。店長もトラブルを避けるために筆者と同様にスルーしたという。犯罪をしているわけでないので警察には届けられないし、困ったものだ……。

「迷惑なので止めてください」と注意すると…

 アルバイトの大井君(仮名)は、背が低く童顔でいつもニコニコしているのだが、話す時に“なぜか上から目線”なのである。  それが気に障るという客も多く、格好の餌食として絡まれてばかりいるのだが、実は武道の達人で頭もキレる男だった。大井君にも先日訪れた不可解な男の情報は伝わっていた。大井君が深夜ワンオペで入っている時に、その男はやってきた。 「タバコ、セブンスター」  大井君が出すと「そうじゃない、カートンだ」。そしてカートンを差し出すと、また袋を破り始める。事前に聞いていたとおりではあるが、許せない男だと大井君は思った。もしも男が暴れても余裕で取り押さえられるという絶対の自信があったという。 「あの、このような行為は迷惑なので止めてください」と注意すると「なんだとこの野郎!」としばらく揉め、「本部に伝えておく」と捨て台詞を残して帰っていった。  そのように言っておきながら実際、本部に伝える人はわずかなので気にも留めていなかったが、翌日、本部の苦情センターにメールと電話で抗議してきたのだという。  いったい、何の抗議だったのか……。その後、彼は二度とやってくることはなかった。
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深夜、入れ墨の入った客に…
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