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コンビニで盗まれやすい商品は?万引き犯の意外な正体に絶句…

 筆者は長年、コンビニで働いてきた。先日、仕事仲間に連絡したら「今日、万引き犯を捕まえたよ」と報告が入った。知られていないかもしれないが、コンビニの万引き被害は深刻なのだ。当然、犯罪行為である。店員が見ていないからと軽い気持ちで手を出せば、会社や学校に連絡がいき、常習者は罰金や懲役になる可能性もあるだろう。店側にとって迷惑な話だが、身内を悲しませることになる。
コンビニ

日々多くの人が訪れるコンビニだが、万引きの被害に悩まされているという…。画像はイメージです。以下同

 さて、皆様は万引き犯なんて、いかにも素行の悪そうな輩や中高生がいたずら半分でやっていると思うかもしれない。しかし筆者がコンビニで働いて驚いたことは、意外と普通のサラリーマンやどこにでもいそうな若い女性が多いのである。

コンビニ店員と万引き犯の戦い

 会社帰りにスーツのまま万引きしていく人もいるし、ある商品を購入しつつ、手には別の商品を持ったまま盗んでいく人もいる。  実際、万引きの被害はかなり多く、オーナーとしてはたまらない。そのまま収入、利益が無くなるのである。筆者が働いていた店舗の店長は「万引き犯は徹底的に捕まえて、良い世の中にする」という信念を持ち、警察と組んで戦っていた。  どんな商品が狙われるのか? それは、値段が高くて転売できる、生活には必ずしも必要ではないものだ。たとえば、コンドーム、充電器、化粧品、エロ本、パチンコ本などがそれに当たる。  もちろん、店側も対策を講じている。  充電器やSDカードは札だけ置いて、それをレジに持ってきたら店員が出す。コンドーム、化粧品、パチンコ本など、盗まれる商品はひとつずつしか置かないので、売れたら補充するようにしている。もしも無くなったら、防犯ビデオでチェックして、犯人がわかったら写真を撮ってマークする。 万引き 犯人たちはバレないとでも思っているのだろうか。彼らは馬鹿なのか。罪の意識がまったくないのか。意外にも万引きする前後、証拠に残るような行動をしていることが多い。  ATMを利用したり、買い物をするときに個人の特定につながるようなポイントカードを出したりしている人がいる。  店側は証拠のビデオと写真を撮っている。証拠は多ければ多いほどいいので、わざと泳がすこともある。そして証拠が固まったら、次にその犯人が店内に入ったときに「ちょっと事務所に来てください」となるわけだ。9割の人は大人しくそれに従う。  また、よく勘違いしている人もいるが、現行犯でなくとも証拠をしっかりと抑えれば、警察は動いてくれる。  たとえ、犯人がとぼけたとしても証拠を見せたら観念して認めるざるをえないだろう。常識的な人は後日店までやってきて、謝罪したうえで代金を納める。
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顔なじみの常連客が罪を白状するまで
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