街ブラ番組丸パクリのデートコース…女子ウケする/しないの境界線
近頃、お笑い芸人や役者が街を散策し、街並やお店などを紹介する“街ブラ番組”を毎日のように目にする。そんな街ブラ番組をただ眺めるだけではなく、参考にして実際に行動してしまうおじさんが最近増えているらしい。今回は、明暗を分けた2人のおじさんのエピソードをご紹介しましょう。
ある日、笹野果歩さん(仮名・24歳・会社員)は、上司(30代後半)と二人で外回りをし、一緒にランチをしないといけなくなったという。
「その上司、ちょっと無愛想というか無口だし、何を話したらいいのか分からなくて。以前からちょっと苦手だなと思っていたんですよ。なので、正直ランチなんて憂鬱でしたね」
すると上司が、果歩さんに「よかったらなんだけど、町中華とかカレーは好き?」とスマホ片手に聞いてきた。
「随分ピンポイントだなと思い『この辺りに行きつけのお店があるんですか?』と返したら、上司が急にモジモジし始めて……」
実はその上司、街ブラ番組を観るのが大好きで、スマホにいつか行ってみたいと思ったお店を全てメモしているんだそう。
「へ~、そんなことしてるんだ、意外!と思ってちょっと笑いそうになりましたが、せっかくなので『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)で紹介されたカレー屋さんに連れて行ってもらうことにしたんです」
そして、カレー屋に到着するや否や、上司は店先に貼ってある番組ステッカーに大興奮。番組で紹介されていたメニューを注文し、「これ食べてみたかったんだ~!」とご機嫌で平らげたのだ。
「確かに美味しいカレーでしたが、そんなことより私は上司の普段とのギャップにウケてしまって! つい『じゃあ私、池袋付近に住んでるんですがオススメのお店ありますか?』と言ったら……いっぱい教えてくれました(笑)」
しかも上司は「お店をメモする時は、店名と駅名とオススメのメニューと、できればお店の雰囲気も書き記し、路線分けして書いておくと後で探しやすいよ」とアドバイスまでくれたそう。
「なるほど、と感心しました。私も街ブラ番組を観るようにしようと思いましたし、なにより今回の件で、上司とすごく話しやすくなってよかったですね」
街ブラ番組のルートをそのまま使うおじさんたち
普段は無愛想な上司の無邪気な姿に胸キュン

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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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