『キミは砂漠の中のコンタクトレンズ』意味不明狂気のラブトーク

唖然!
で、なにを言いたかったのか?

意味不明トーク編

 言い慣れないのなら、ストレートに言えばよいものを、妙に凝るから、伝わるものも伝わらない。

「『キミは僕にとって、砂漠の中のコンタクトレンズだ』と言われた女性(31歳・看護師)の困惑は察するに余りある。なんでも「手がかかって面倒なんだけど、必要な存在だからちゃんとケアするし、落としたら探し出すのが大変。もし、砂漠でコンタクトレンズを落として見つかったら、その発見に感激する」との意味らしい。この女性、「変な人だと思い、次の誘いはお断りした」らしいが、これ相当、情熱的な告白だぞ。

 また、「大学時代、彼の家に遊びに行ったとき。駅から『着いたよ』とメールしたら『迎えに行くよ。ヤックルに乗って』との返事。ヤックルって?」(29歳・派遣)。 ヤックルとは『もののけ姫』に出てくるアカシシのこと。想像するに、自分を主人公のアシタカになぞらえたのだろうが……ヤックルがわからない彼女に、通じるよしもなく、あまりにも迂遠――。

 それを思えば、「七夕の夜、彦星が織姫を射止める。この手で!』とメールが来たが、主語述語関係は滅茶苦茶。大体、織姫と彦星は夫婦。バカじゃない?」(27歳・教員)と、厳しく一蹴されたとしても、アプローチであることは通じたのだから、まだマシか? 敗因はムードで押せる相手かどうかの判断ミスとも言えるだろう。

 また、「同僚に『オレの事が好きなら本気で来い! 死ぬ覚悟でな!』と言われたが、あなたのことは好きでもなんでもありません!」(29歳・航空)と、先走った熱きカン違いは一刀両断。

「好きだと言ってくれている割に全然時間を作ってくれない男性が、『お前は愛されて育ったんだから、オレの愛し方がわかるだろ?』との発言。たぶん、愛とは会う時間とかじゃなくて、気持ちの問題。私にはそれがわかるはずだって意味なのかと。でも愛情をかけてもらう前に言われても、言い訳にしか聞こえない」(29歳・通信)と、愛を計る女性はクールなのである。 

 かくして意味深セリフは日の目を見ないケースが多いが、「私が落ち込んでいるとき同僚が、『僕がキミの湯たんぽになる』と。真夏だったし意味がわからなかったんだけど、しばらくして慰めの言葉だとわかり感動した」(26歳・広告)と、時に奏功することも。レアケースだろうけど。

― 女がドン引いた[狂気のラブトーク]に呆然【2】 ―




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