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ボーナス全張り!“補正予算”関連のお宝銘柄/馬渕磨理子

 上昇トレンド続伸か、あるいは暴落か――日経平均は3万円という大きな節目も見える位置にきており、投資家からは熱い注目が集まっている。そんななか、プロたちはどんな銘柄に注目しているのか。ボーナス全張りしたいお宝銘柄を洗い出した!
ボーナス全張り! お宝銘柄

フィスコリサーチレポーター 馬渕磨理子氏

26兆円の経済対策が決定。気鋭のアナリスト要注目の“補正予算”銘柄

 世界的な株高が進んでいる。 「この流れはしばらく続くでしょう。’20年11月に米国大統領選挙があり、この年の前半が盛り上がり、手前で停滞すると予測します。今から買うなら、出遅れている個別銘柄を探すのがいい」  そう語るのは、鋭い企業分析と市場予測に定評のあるアナリストの馬渕磨理子氏だ。 「中でも注目すべきキーワードは『補正予算』です。12月5日、政府は一連の台風による災害復旧や消費増税後の景気下振れリスクへの備え、また成長分野への投資として3年ぶりに大型の補正予算案を決定しました。事業規模は26兆円。そのうち政府が予算を組んで直接的な支出を行い、実際にGDPを押し上げる『真水』は10兆円程度です。この額はリーマンショック、東日本大震災、アベノミクスに並ぶ大規模なものです」
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’20年度に大型の補正予算を組んだ安倍内閣。予算がどこに使われるか考え、投資するのが肝だ

 特に安倍政権が推進するのは国土強靱化政策だ。 「インフラ整備公共事業が拡大するため、ゼネコン関連は経済対策の恩恵を受けやすい。中でもITを導入し、ICT化を推し進める企業が伸びると思います。たとえば『自律制御システム研究所(東マ・6232)』。同社は世界初の商用ドローン専業メーカーで、’19年11月には日本郵便が福島県内で始めた郵便局間のドローン輸送に機体・システムを提供しています」  この銘柄は“出遅れ感”もある。 「’18年12月に上場した際は、公開価格を下回ってしばらく放置されていました。それがここにきてようやく経営が安定し、黒字転換のメドが立ちました。こういう銘柄は見直されて価格が反発するので、破壊力があります。このまま順調に利益を上げれば、近い将来、一部上場もありえる。テンバガー(10倍)も狙えるかも」  次に馬渕氏が挙げるのが「ライト工業(東1・1926)」。 「70年以上、特殊土木の大手として防災事業やインフラ整備に取り組んできた中堅ゼネコンです。傾面対策で実績を持ち、河川や海岸工事も経験豊富で業績も堅調。すでに大手ゼネコンの株価は軒並み上がりきっていますが、同社はまだまだ割安です。10万円台から買えてお手頃なので、個人投資家にも手が出しやすい」  さらに国内最大手の道路舗装工事会社「NIPPO(東1・1881)」も見逃せない。 「経済対策の決定後、すぐに投資家たちの買いが顕著となった銘柄ですが今からでも間に合うはず。売り上げ・営業利益ともに業績がよく、株価も右肩上がりです」  長引く米中貿易摩擦やブレグジッドなど不透明さが増す中で、「国土強靱銘柄は、海外動向にも左右されにくいのが魅力」と馬渕氏。  国策に乗った投資戦略で勝ちにいきたい。
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馬渕氏の注目銘柄
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