「デニムの上下」はダサいと思ったら流行してた。2020年・男の服選び
どんなシーンでもサマになるカーキ
アメリカのラグジュアリーなカジュアルブランド「ヴェルヴェット」のインスタには、ミリタリージャケットを彷彿とさせるトップスとお揃いのボトムスが登場。オフの日は、グレーのヘンリーネックでカジュアルダウンさせましょう。仕事のある日は、インナーをボタンダウンのシャツに変えるだけでよそ行き顔になれます。
まるでパジャマみたいな遊び心ある柄セットアップ
時代を牽引する派手柄の代名詞といえばベルサーチ。LAのアーティスト、アンディ・ディクソンとコラボした車柄のセットアップが話題を呼んでいます。ヴェルサーチをはじめに、他のブランドも遊び心あるプリント上下をこぞって発表しています。
また、南カリフォルニアのサーフブランド「キャッチサーフ」からは、アロハシャツともパジャマとも見えるファンキーなセットアップが。今年の夏は、こんな軽快なデザインも増えるのではないでしょうか。
大胆なチェックのスーツも今年は浮かない
無地のセットアップはよく見かけるけれど、モノトーンやダークカラーが主流の「ニール・バレット」からは、クールなチェックのセットアップも。各ブランドから様々なパターンのセットアップが登場するので、抑えめのタータンチェックはファッショニスタの心をもくすぐられます。
ネクタイをしめない代わりに、清潔感のあるシャツやクルーネックのセーターで着崩すのも今年流です。たとえば、アメリカの正統派カジュアルが楽しめる「Jクルー」のプレッピー風セットアップ。 90年代に流行ったキレカジ(キレイなカジュアルファッション)に非常に近い位置づけですね。 特に珍しくないこの手のカジュアルスーツですが、セットアップで着こなすことで今っぽさが増します。また、合わせるインナーをヨレっとしたTシャツにしてより西海岸っぽさを演出するなど、インナーの選び方でコーディネート全体の印象をコントロールできます。 ストリート全盛だった去年までのファッションと打って変わって、フォーマルへ傾いてきた2020年。その象徴として注目されているのが、きちんと感が出せるセットアップファッションです。仕事兼普段着として取り入れやすいカジュアルスーツから、遊び心ある同プリントの上下セットアップまで、実にバリエーションが豊富です。 <文/takahashi momo>
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