恋愛・結婚

「結婚は地獄の一丁目」不倫に狂った夫に全否定された妻の心の傷

夫が不倫女との再婚を望み……

不倫 妊娠発覚後、夫は離婚に向けて本格的に動き出した。 「子どもたちが大きくなったら離婚も考える、という話をしていたのですが、妊娠したらえげつないくらい離婚、離婚と騒ぎはじめましたね。私と離婚しないことには、会社にも親にも言い訳できなかったんでしょうね」  ごるさんは結婚する時、夫とは「お墓に入るまで一緒」と当然思っていた。それがいきなり離婚を切り出され、「はい、わかりました」とすぐに答えられるはずもない。  なかなか離婚に応じないごるさんに対し、「なんで早く離婚に応じないんだ、俺たちへの嫌がらせか?」と急かしてきたという。「離婚に応じるまで子どもたちには会わない、もう可愛いとも思えない!」と、子煩悩だった父親と同じ人物とは思えない言葉の数々。  さらには、「お前といるのはずっと嫌で苦しかった、死にたいとまで思ってた!」などと、ごるさんとのこれまでの日々を全否定するかのような発言も。相手の女からもごるさんのもとにこんなメールが届いたという。 「私はどんなに貧乏でもかまいません、彼と一緒にいられるなら平気です。私は今とても愛されています、とっても幸せです(ハート)」  それを見たごるさんは、ついに「離婚」を決意する。 「あー、こいつら頭どっか行っちゃってるな、まさにお花畑だなと思いました。涙も引っ込み、こいつら気持ち悪いと思いました、関わるとろくなことがない人種だなと。  “恋は盲目”とはよく言う言葉ですが、不倫中の夫と相手は、完全に“2人だけの世界”に入り込んでしまっていました。2人にとって、私や子どもたちは『幸せを邪魔する者』で、『なんとかして負かさなくてはいけない敵』、つまり悪者なんです。相手は悲劇のヒロインぶって、自分たちを正当化するために、攻撃的な言葉を容赦なく向けてきます。  私は、食事が喉を通らず、寝ることもできない、ずっと心臓が痛くて苦しかったです。そんななかでも休みなく日常生活を送らなければなりませんでした」
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泥沼の末に離婚、そして現在
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