恋愛・結婚

「結婚は地獄の一丁目」不倫に狂った夫に全否定された妻の心の傷

泥沼の末に離婚、そして現在

不倫 不倫発覚からおよそ8か月後、不倫女の出産直前に協議離婚。養育費、慰謝料と、納得いくまで話し合った。慰謝料は夫と女から250万円ずつ、合わせて500万円を受け取ることに。保険に加入してもらい、保証人をつけて公正証書を作成した。慰謝料の支払いは今も続いている。 「元旦那と不倫相手は結婚しましたが、うまくいかなくなりすぐに離婚しました」  あんなに騒がせておいて、2年半ほどであっさりピリオド。しかも、うまくいっていたのが3か月程度で、後は週末別居が続いていたそうだ。 「離婚の報告をされた時は、しょせん不倫の結末なんてこんなものなんだなと笑ってやりました」  さて、そんな元旦那だが、実は現在、ほぼ毎日のようにごるさんの家に手伝いにきているというから驚く。子どもの部活の送迎、米の精米などの力仕事、ごるさんが仕事で遅く帰る時は、晩御飯も作っている。 「私は両親を亡くしてるので、すごく助けられてます。離婚しているとはいえ、私も子どもの父親ではあって欲しいと思っています」  これまでに元旦那からは、何度も「やり直したい」と言われたそうだが、ごるさんに再婚の意思はない。 「“結婚は地獄の一丁目”であるとしか思えないので、再婚はあり得ません。 それに、何かあれば手のひら返して裏切れる男だと証明されているわけですから……」  多くの苦い経験を経て、ごるさんは言う。 「不倫している人には、とてつもなく後悔して欲しいし、思い切り罰を受けて欲しい。不倫された側は、一生消えない傷を背負うことになるのだから。  不倫は必ずバレます。そして、不倫する側は自分を正当化するために、鋭い刃を向けようとしてくる。でも後になれば、簡単に『あれは間違いだった』と訂正してきます。いま、配偶者の不倫に悩んでいる人は、“自分に悪いところがあったのかも”と思うこともあるかもしれないけど、そんなことはない。不倫するほうが悪い。私たちは胸を張っていればいい」  ごるさんのように苦しむ人がこれ以上生まれないことを願うばかりである。<取材・文/星谷なな>
5歳の頃からサスペンスドラマを嗜むフリーライター。餃子大好き27歳。 たまに写真も撮ります。Twitter:@nanancypears
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