ヤンキーあがりの社長が地元の英雄から嫌われ者になったワケ
「背中を見せて黙ってついてこい」は若い頃しか通用しない
神奈川県でネイルサロン店を経営する湯川まなみさん(仮名・30代)も、10代の頃は「レディース」の総長としてならした元ヤンだが、仕事にあぶれたかつての仲間、後輩を呼び寄せ、県内外にエステサロン、まつげエクステサロンを出店している。ここでも、先に出たような問題が噴出しているのだろうか。
「ウチは文句があるならケンカしますね(笑)。給与が安いなら上げる、そんかわり、そのぶん働けるよな? ってスタンス。私の給料も会社の財務表も全部従業員に見せてるんですよ。だから話が早い。元ヤン、元ヘッドでも男と女じゃだいぶ違いますよ。昔は超慕われてた男のヘッドが、社会人になって嫌われるって話は、私の周りでもよく聞きます。親分肌はいいけど、背中を見せて黙ってついてこい、というのは若いヤンキーの頃にしか通用しません。カネ絡みならなおさらです」(湯川さん)
同じ元ヤンでも、男と女でかくも違うのかと思わせられるが、ユウさんに「合理性」や「したたかさ」を説いても一顧だにしない。腕一本で成り上がったがゆえの「頑固さ」もまた、元ヤンならではのものだろうか。<取材・文/森原ドンタコス>
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