更新日:2020年04月12日 22:07
エンタメ

SNSで話題「#オタク垢抜けた選手権」の美女たちを直撃、驚きのビフォーアフター

「元カレを見返すため」失恋を機に始めたダイエットで激変

 一方、Enさん(@enkr0)は「高校生の時に付き合っていた彼氏に『太ってる』と言われ続けた挙句に浮気された」と、ほろ苦い過去を打ち明ける。当時のあだ名は“森三中の大島”だったという。 「運動は元々好きなほうでしたが、高校では文化部に所属したため運動はしてきませんでした。彼氏もいたので油断してブクブクと太っていき、卒業の時はかなりの体重でした(笑)。高校卒業とほぼ同時に彼氏と別れ、見返すためにダイエットを決意しました」  高校卒業後に進学のためひとり暮らしを始め、好きな時間に寝たり、ご飯を食べたりできたことも逆に良かったらしい。 「特に変えたのは睡眠と食事です。睡眠は必ず毎日7時間、食事は野菜中心で必ず野菜から食べるようにしました。サラダなどもなるべく自炊し、ドリンクは必ず水。毎日2L飲んで、甘いドリンクは絶対飲みませんでした」  加えて毎日欠かさず2駅分を歩き、週4~5日はジムへ通うなどの運動もしたというからかなりストイックだ。当時、カロリーをコントロールするため「あすけん」という無料ダイエットアプリを使っており、現在も重宝しているとか。 「以前は周りの目を気にして歩いていましたが、痩せた後は自分の好きな服を着られるようになったことが一番嬉しかったです。痩せる前はジーンズばかり履いていましたが、今はスカートもショートパンツも穿けて。自分の着たい服を着て歩ける気持ち良さは、痩せるまでわかりませんでした。  やはり周りから『痩せて綺麗になったね』と認められる機会が増えると自信がつくし、前向きになれます! あと、歩いていてナンパされるようになりました(笑)」

周囲から「浮かないように」とオシャレで“擬態”

樹里さん(@jurico_2)

写真は、樹里さん(@jurico_2)のTwitterより

「中学生の頃からギャルの友人からメイクを教えてもらっていましたが、高校生ぐらいになると、みんなオシャレ意識が芽生えるので。『浮かないように』と思ったのが本格的に目覚めたきっかけです」  垢抜けた転機は高校時代だったと話す樹里さん(@jurico_2)。中学の頃から10キロも体重が落ちたという。
「今もですが、まず自分がどういう雰囲気や顔立ちなのか考え、それに合うオシャレを意識するようにしました。高校生の頃は化粧のコラムとか読んでメイクを変えたり、8時間ダイエットとか友達から勧められたダイエットも色々やりました。そうしたら中学生時代に比べて5キロ落ちて。しかも、18歳で引きこもりになってご飯が面倒で食べずにいたら、さらに5キロ落ちましたね。あまり良くない痩せ方ですが……」  現在は少しリバウンド気味ともコメントしたものの、現在もメイクに詳しい友人との情報交換など研鑽を重ねているそうで、その変化は歴然だ。 「街で男性に声をかけられるのもそうですが、『かわいい』と言ってくれる人が増えました。中学生の時はブスと言われて当たり前の日常だったので、自信が持てるようになりましたね。今もあまり自分を可愛いとは思っていないんですけど、よりオシャレさんに近づくよう“擬態”していきたいと思います」  奥さんや彼女が“自分磨き”“自己投資”として美容などにお金を費やすのを見て、理解に苦しむ世の男性も少なくないかもしれないが、露骨な周囲の反応の変化などの声をこうして聞くと、それだけ見た目に労力やお金をかけたくなる気持ちも少しは理解できるかもしれない。<取材・文/伊藤綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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