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外出自粛で「ラブホテル」の客足に変化は? 店舗に取材をしてみると…

 いまだとどまることなく続いている、新型コロナウイルスの感染拡大。このウイルスにクリティカルな効果をもたらすワクチンや治療薬の開発が待たれるが、それもまだ先になるという見解も多い。そうなると、現状で最も効果的な方法は可能な限り人と人との接触機会を減らすことであり、国や自治体も繰り返しアナウンスしている。  それでも、住宅街に近い商店街や江ノ島などの郊外の観光地では、大勢の人が往来する様子も報道されているが、夜の世界に人の流れの変化はあったのだろうか。

ラブホテルも巻き込むコロナ禍

ラブホテル

写真はイメージです(以下同じ)

 歌舞伎町にあるラブホテル数軒に状況を電話取材した。まず問い合わせたのは、リゾート風のつくりで若者にも人気のホテル。対応してくれた従業員は次のように語る。 「現状は…もう全然ですね。ご存知かもしれませんが、歌舞伎町は休業しているホテルも結構あります。なので、全体で利用できる部屋数はかなり減っていると思うのですが、人が営業している店に流れてくることはなく、かなり厳しい状況です」。  また、いわゆる閉鎖的なラブホテルと違い、ルームサービスなども充実している同店だが「お客様と従業員の感染を防ぐため、飲食の提供を中止しています」と、他店と差別化されていた特徴が制限されてしまっているようだ。

訪日外国人が消え…

 さらに、混雑状況の変化について外出自粛要請がでる以前から影響がはじまっていたと教えてくれたのは、歌舞伎町の中でも老舗のラブホテルの担当者。 ラブホテル 「うちは、お客さんのうち4割くらいがデリヘルの方の利用なんですけど、それが2月くらいから一気に減りましたね。歌舞伎町のデリヘルは、中国とか韓国、台湾などのアジア圏や、アメリカやヨーロッパからこられる訪日外国人に利用も多かったんです。日本に来られる外国人の方が減って、そういうお客さんは2月の終わりにはほとんどいなくなりました」  世界の変化が、いちはやくラブホテル業界に伝わっていたことがわかる。
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