【徹底比較】プリウスα vs 初代プリウス【後編】
◆燃料対決再び! 納車1年待ち!大人気プリウスαに初代プリウスで挑んでみました
MJブロンディ=文
← 前編はこちら
では、肝心の燃費はどうか。
5人乗りと7人乗りは、バッテリーの種類は違っても電池容量は同じで、カタログ燃費も同じ31km/L。フツーのプリウスが35~38km/Lなのに比べるとかなり落ちるが、これは主に重量増加(+130kg)によるものだ。
数字からするとひょっとして、我が愛車・大和(43万円で買った初代プリウス・カタログ燃費29km/L)の好敵手では? これは燃費対決してみるしかない。
河口湖周辺のステキな道を、2台ツルんで30kmばかり走ったところ、燃費計の表示はプリウスαが21.4km/Lに対して、我が大和は25.8km/L !! 大差で初代が勝っちった。マジかよこれ!?
ま、大和を運転してたのは俺なんで、プリウスαを転がした副編Tに比べテクも気合も大幅に勝っていたが、ボディの拡大による重量増は、確実に燃費を押し下げている。
仮にテクや気合が互角でも、燃費はせいぜい初代プリウス並み、フツーの3代目プリウスに比べると、2割ほど劣ると見るべきだ。
つーことで、一番のお買い得はド中古の初代プリウス――ってんじゃ日本経済がうまくいかないので、「広さと乗り心地を優先してプリウスを選ぶなら、1年待ってもプリウスαはオススメ」と断言したい。燃費フェチは、カタログ燃費44km/L と噂される「プリウスC」の発売(来年前半?)を待ちましょう。
燃費はやや期待外れながら、その他の性能にはとっても満足。プリウスαに対抗できるのは、乗り心地も居住性も実は非常に優れていた初代プリウスだけだったりして……。またまた愛車自慢でした。
5人乗りのニッケル水素バッテリーは後部座席下に、7人乗りのリチウムイオン電池は、助手席の間のセンターコンソールボックス内に収容される
※画像はクリックで拡大表示
◆SPA! AUTO CLUB Vol.685
PRIUS α
燃料対決再び! 納車1年待ち!大人気プリウスαに初代プリウスで挑んでみました
MJブロンディ=文
【結論】
ハッシュタグ
日刊SPA!の人気連載