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マクドナルドの「スマイル0円」Uber Eatsで頼んだらどうなる?

真意をマクドナルド社に直撃!

 とはいえ、これまで接客コンテストに力を入れるなど対面でのサービスにこだわってきたマクドナルド。  今回の真意を問い合わせてみると、広報担当者がそもそも「スマイル0円」というサービスを始めた経緯を説明する。 「お客様をどんなときにあっても笑顔でお迎えし、『マクドナルドを利用されるお客様に、笑顔になってもらいたい』というマクドナルドスタッフ全員の思いを代表し考案され、それが具現化されたものです。1970年代の後半から1980年代前半頃に店舗からのアイディアで始まったと聞いております」(マクドナルド広報、以下同)  では、自社の人間ではない「配達員」が商品を運搬するUberEatsにまで「スマイル0円」のメニューを追加したのはなぜなのだろうか? 「マクドナルドのスマイル0円は、『お客様を最高の笑顔でおもてなしする』『お客様に、笑顔になってもらいたい』というマクドナルドの思いを象徴する存在です。ひとりでも多くのお客様にスマイルを届けたい思いから、2017年7月より新しく『スマイル0円』もデリバリーのメニューに加わりました。クルーが直接お会いできないデリバリーをご利用のお客様にもスマイルをお届けする方法として、スマイルやメッセージなどを描いております」  たとえデリバリーでも欠かせなかったサービスのようだ。そのため、UberEatsだけでなくマクドナルドのデリバリーサービス「マックデリバリー」でも「スマイル0円」をメニューから選択し注文することができる。それだけこだわりがあるということは、配達員にスマイルをしてもらうという選択肢もあったのでは、と思ったが……。 「UbeEats様はデリバリースタッフへの評価システムもあり、常に質の高いサービスをご提供できるよう取り組まれていますので、紙バッグに書かれたマクドナルドクルーによるメッセージとともに心のこもったサービスのご提供が可能と考えております」  ちなみに、紙バッグに描かれる「スマイル」は、各クルーに任されているため、スマイルの場合だったり、メッセージだったり、さまざまなパターンがあるのだそう。  現在マクドナルドでは新型コロナウイルスへの対策を行いつつ通常営業を行っている。クルーごとに異なる「スマイル」を楽しんでほしいが、くれぐれも業務の負担をかけることのないように、最小限の「スマイル」を注文するようにしたい。<取材・文/松本果歩>
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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