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実は深刻な「マッチョ体型の悩み」おしゃれをしたくても合う服がない

 こんにちは、デブのデブによるデブのためのファッション&ライフスタイル情報を配信するウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科です。

ビッグなボディに合う全然服がない!

「Mr.Babe」では以前、ポチャメン、ガチメン、マッチョメンなど、とにかく体のデカイ方たちを130人以上集めてファッションイベントを行ったことがあります。そのあまりの存在感には通行人も写メを撮ってインスタに上げるくらい見事な「BIG MAN祭り」になりました。 BIG MAN「Mr.babe」は大きな体の方たちのファッションを中心としたライフスタイル情報メディアとして、彼らに有益な情報を配信しているのですが、「大きいカラダ」といってもさまざまなタイプがいるわけで、当然その各タイプの方たちにはそれぞれ体型の悩みがあったりもします。  その中でもアスリート系の「ガチムチ」の方々の体型の悩みは複雑で、特にアメフト、ラグビー、プロレス、ボディービルダーなど「マッスルボディ」を持つ方は自分のサイズに合うファッションアイテムがなく、困っているというのが現状です。 マッチョ いわゆる「デブ体型」と「マッスルボディ」は同じデカい体型でも「脂肪太り」と「筋肉太り」との違いがあり、デブ体型のような「ドラム缶型」ではなく、大きい部位と細い部位が極端な場合が多い。たとえば、胸周りと太もも周りは異常なくらい大きいが、ウエストはシェイプされていて標準以下のサイズ感だったり、腕だけが異常なくらい太かったり……。

極端すぎる体型はファッションを楽しめない

 以前、雑誌版の『Mr.babe』の表紙に出ていただいたラグビー日本代表の畠山健介さんや、プロレスラーの真壁刀義さんなどは、日本だと一部のスポーツブランドを除くと、自分に合うサイズがないので海外遠征などの際にまとめて買ってくるとおっしゃっていました。 マッチョ 畠山さんは「ラグビー選手は体がデカく、ベストサイズのアイテムがなかなか見つからないのにボディラインが見えるようなジャストサイズのものを着たがる人が多いんですよ。僕もピチピチギリギリのデニムを買って『デニムは履いているうちに伸びるんだ』と頑張ってみたのですが、結局伸びなくて諦めました(笑)」と、ご自身のエピソードを話してくださいました。  また、水泳の選手からは肩幅がすごく広いので、胴回りで合わせると肩がパツンパツンになってしまい、何を着ても着心地が最悪なんていうエピソードもお聞きしたことがあります。 マッチョ
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マッチョもデブも共通しているのは…
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渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914

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