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公共の場で「マスク着用」しない人の身勝手な言い分

マスクを着用しない人の身勝手な理屈

 女性客に怪我はなかったことから、被害届を出さないと伝えると「いきなり言われてムッときた」「咳はしないから問題ないと思った」と謝ってきたという。男性客が続ける。 「そもそもマスクの着用って、自身の感染予防というよりは、他人にうつさないための思いやりだったり、気遣いだと思うんです。自分はかかっていないから大丈夫、人に指図される筋合いはない、というのは単なる自分勝手。法律で決められていないというのも詭弁に過ぎない」(男性客)  感染者数の顕著な増加も落ち着き、新たな生活様式に慣れてきた感じもある昨今。人間のこうした「醜さ」だけは、あいも変わらずなのだ。<取材・文/森原ドンタコス>
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