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mixiに残された“黒歴史”にドン引き「証拠が大量に出てきて」修羅場に

12月16日、新たな短文SNS「mixi2」が突如として登場し、瞬く間に大きな話題を呼んでいる。 これは、かつて一世を風靡したSNS「mixi」を開発したMIXI社が手掛けているが、当時のmixiとは全く異なる完全新規のプラットフォームであり、互換性もないという。
「mixi」の画面

「mixi」の画面

mixiといえば、20年前の2004年にサービスがスタートし、筆者も全盛期には日記を書いて楽しんでいた。その後、時代が移り変わる中で、FacebookやX(旧Twitter)、Instagramといった新しいSNSが次々と登場し、mixiは次第にその存在感を失っていった。 当時を振り返ると、「黒歴史」と感じる人も少なくないだろう。中には、mixiのログインパスワードを忘れてしまい、昔書いた日記が削除できないまま、ネット上に残り続けているという人も多い。

「穴があったら入りたい」mixiに眠る黒歴史

最初に話を聞いたのは、大阪在住の山本博之さん(仮名・37歳)。 「大学生のとき、タイの離島に1か月間滞在していたんですが、その間、毎日日記を書いていました。内容はその日の出来事とか普通のことなんですが、たまに『最高の仲間と出会えたことに今日も感謝』とか『今日もアレ吸ってチル!』なんて、恥ずかしいどころか犯罪ネタまで書いてしまっていたんです。 パスワードを忘れてしまったせいで、この日記はそのまま残っています。公開範囲を『友人まで公開』にしていたのが不幸中の幸いですね……」 旅行先ではテンションが上がるもの。その勢いで書いた日記が、今では本人にとって「黒歴史」として刻まれているのだろう。

恥ずかしい病みポエムも

女性

※写真はイメージです。以下同

続いて話を聞いたのは、「mixi全盛期は20代前半でした」と語る、現在は主婦の峯岸ゆりかさん(仮名・40歳)。 「当時、ヴィジュアル系バンドの追っかけをしていて、そのバンドに影響された恥ずかしいダークな歌詞をmixiに投稿していました。しかも、ハンドルネームには十字架の絵文字がついていて、今思えば超ダサい(笑)。 さらに、病みポエムも頻繁に書いていましたね。たとえば、好きなバンドのライブで彼女らしきキレイな子を見つけたとき、『家に帰ってもまだ頭がグラグラする』『息ができない』『どれだけ苦しめばいいのか』みたいなことを、画像付きでポエムとして投稿していたんです……。本当に、穴があったら入りたい気分です」 当時の若さゆえの衝動が生み出した投稿は、今では振り返るのも恥ずかしい「黒歴史」として残っているようだ。
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