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秋風邪でも「お前コロナか!?」 “コロハラ”上司が季節の変わり目にまた出没

 新型コロナウイルスが猛威をふるい感染者が拡大した時期から、職場での「コロナハラスメント(コロハラ)」という言葉が聞かれるようになった。感染者やその家族を差別する、体調が悪いだけでコロナ疑惑をかける…といったハラスメントだ。  季節の変わり目で体調を崩しやすくなったいま、再びコロハラの被害が出始めているという。

いま再びコロハラの被害

マスク

写真はイメージです(以下同)

「生理でお腹が痛くなっても、偏頭痛で頭を抑えていても、上司は『コロナじゃないだろうな』と疑いの目で見てきます。咳のひとつもできないと社内は険悪な雰囲気になり、若い社員で退職した人まで出ています」  都内の広告代理店勤務・中村伊都子さん(仮名・30代)は、もともと生理痛が重く、偏頭痛持ちでもあった。かつて、上司は業務中であっても休養するよう言ってくれるなど、中村さんの体調について理解を示してくれていた。  しかしコロナ禍以降、上司からはどうしても自分の部下からコロナ感染者を出したくない、責任を取りたくないという雰囲気が感じ取れる。 「お腹を押さえてツラい顔をしていると、いきなり『お前、感染するような場所には行かなかったか』ですからね。仕事終わりや休みの日のレポートを出せ、携帯発着信履歴も画像で送れ、と証拠まで要求してくるんです」(中村さん)  コロナ禍によって、普段はおおらかだった人が神経質になったり、細かいと思っていた人が実は大雑把な一面を見せはじめたり……。  後者ならまだいいが、前者のような変身を職場の上司が遂げようものなら、部下はたまったものではない。
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