デジタル

最速のLTE Wi-Fiルーターでスキマ時間を有効活用

【イー・モバイル Pocket WiFi LTE GL02P】

下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps、一部エリアで下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsの高速通信を実現する新サービス「EMOBILE LTE」に対応したWi-Fiルーター。フル充電で約9時間稼働し、最大10台の端末を同時に接続できる。サイズと重量はW56×D18×H97mm/約123g。月額料金はプランによって異なり、最初に端末代がかからない2年契約の「にねん+アシスト1600」の場合は3880円。製造はAnyDATA。実勢価格:3万9800円(割引なしの場合/3月27日発売予定) イー・モバイル Pocket WiFi LTE GL02P◆最速のLTE Wi-Fiルーターでスキマ時間を有効活用できる!  高速なネット環境を持ち歩けるWi-Fiルーターは、クラウド時代の決定版ツールといえる。なかでも注目株に挙げたいのが、LTE通信サービス「EMOBILE LTE」に対応する「GL02P」だ。  LTEは新世代の広域無線通信規格で、下り最大75Mbpsと光回線に匹敵する高速な通信環境を実現。加えて、従来の無線通信よりも接続時の遅延が少ない特性も備えている。この特性が大きい。ブラウザやクラウドアプリを起動したあとのネットにつながるまでの無駄な時間が大幅に減るので、数分程度のちょっとしたスキマ時間でも、スマホやPCを使う気持ちにさせてくれるのだ。例えば電車の乗り換え待ちや、レストランで料理が出てくるまでの間、ショッピングモールでの彼女や家族のトイレ待ち等々、ちょっとした時間の使い方が変わってくるはず。
ラインアップ

先行して3月15日にWi-Fiルーター「GL01P」(左)が、その後USB接続型端末「GL03D」(右)がラインアップに加わる

 そんなLTEサービスを、従来プランに近い月額4000円弱から利用できるのが、EMOBILE LTEのポイント。LTE非対応エリアは3G通信でつながるので、国内全域での実用性も確保している。対応するWi-Fiルーターの使い勝手も従来通りにシンプルだが、仕様は着実に洗練されている。  3端末のうちGL02Pをピックアップしたのは、汎用性と携帯性の高さから。ガジェットの種類に依存せずに使えるWi-Fiルーターのなかで最小クラスのサイズながら、連続通信時間は約9時間とトップクラスの長さ。連続待機時間は約350時間と現行最高で、使えるセキュリティ機能や無線LANの規格にも落ち度はない。同時に接続できる端末数も最大10台なので、友人や同僚と利用する場合も不足はないはずだ。  24時間以内のデータ通信量が366MBを超えると当日21~26時まで速度制限を受けるが、普通にクラウドしたりネットを楽しんだりするなら、気にせず2年付き合えるだろう。一人暮らしなら、自宅のネット回線を兼ねるのもありだと思う。 古田雄介

◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 3/3

自宅のFTTHとモバイル用のWiMAXで毎月1万円近く支出している

◆編集担当Kの物欲刺激度 3/3

LTEとはLong Term Evolutionの略。現在主流の第3世代の拡張版で、より高速な通信が行える規格を指す。厳密には第4世代ではないが、各社によって表現はあいまい。3.9世代ともいう。今後、通信端末を買うなら必須要件。以上、今さら聞けないLTEでした。これは欲しい!
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