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4500万円を“女性たち”に捧げた49歳和菓子屋の正体「俺は素人とは絡まない」

全裸になって女便所に突っ込まれた

ヒクソン高田

初の著書を手にする「カリスマ風俗客」のヒクソン高田氏

ーー先ほど実家がアパート経営をしていると言ってましたが、そもそもヒクソンさんってどんな子供だったんですか? ヒクソン高田:自伝が出るまで黙っていたんだけど、東京の下町の育ちなんだよね。でも、引きこもり気質で、あまり学校にも行ってなかった。女の子にいじめられて、毎日お尻を顔に乗せられて「強制顔騎」されたり、全裸になって女便所に突っ込まれたりもしたよ。当時は、本当に生きているのがツラくて、自分に未来はないと思っていた。 ――そんな時代もあったんですね。 ヒクソン高田:だから、よく「いつの時代が楽しかったですか?」ってインタビューで聞かれるんだけど、俺はいつも「今が最高」って答えているよ。そりゃ、コロナだし、風俗営業への締め付けも厳しくなっているけど、昔には戻りたくないし、「常に未来は最高だ」だと思うようにしているよ。

初めての性体験がトラウマに

ーー今まで、女性と性交渉した経験はないんですか? ヒクソン高田:これも本で初めて明かした話だけど、和菓子屋に18歳で入社した年の年末に忘年会があったんだ。そこで、俺が酒を飲めず退屈そうにしていたら、普段から優しい、50代なかばのパートのおばちゃんAさんが「忘年会なんてつまらないでしょ。これから私たちと2次会行こう」って声をかけてくれて。Aさんのほかに、同じく50代なかばのBさんと、2人より少し若くてムチッとした美熟女Cさんで店を出ていったんだ。  ただ、そこからたどり着いた先が、なぜかAさんが一人暮らししている木造アパートで、そこで、俺の“初めて”は3人に代わる代わる喪失させられたよ。いま思い出しても本当にトラウマのような出来事だけど、何よりびっくりしたのが、そのあとAさんの態度が急変して、すぐに怒る怖いおばさんになっていた。もう「用済み」ってことなんだろうけど、虚しさと切なさを感じたね。ちなみにもう3人とも亡くなったそうだよ。
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継続のコツはまずハマれるものを
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