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肩腰に貼った「ピップエレキバン」でリュックに入れたPCデータは飛ぶのか

 コロナ禍のテレワークの影響で、肩や腰に悩みを抱えている人が増えている。数あるコリケアグッズの中で代表的なものといえば、「ピップエレキバン」だろう。
ピップエレキバンMAX200

ピップエレキバンMAX200 管理医療機器 医療機器認証番号 228AGBZX00091000

 磁石の力を使い、貼るだけでコリをほぐしてくれるというお手軽アイテム。筆者も「ピップエレキバン」とネックレス型の「ピップマグネループ」を使用しているが、以前からずっと気になっていたことがある。  ピップエレキバンを身に着けたままPCを触ったり、ピップマグネループを付けたままPCリュックを背負ったりして、データは飛ばないのだろうか……?
リュック

リュックにPCを入れて持ち歩いている人も多いはずだが……(※写真はイメージです)

 コリをほぐすほどの磁石だ。電子機器への影響がないとも言えないのではないか。そんな素朴な疑問を解決すべく、発売元のピップ株式会社に直撃取材を試みた。

本来の使用方法を誤ると思わぬ危険も

「ピップエレキバンを貼ったままPCを触っても、そのくらいの距離であれば問題ありません。影響が出る可能性があるのは、磁石の部分と電子機器を密着させてしまうことです」(ピップ株式会社ブランド担当者、以下同)  ピップエレキバンに使われているのは、80ミリテスラ(※磁石の力の単位)から200ミリテスラの磁石粒だ。人体や機械に大きな影響を与える強さではないが、扱いや保管方法次第では多少のリスクもあるという。 「ピップエレキバンが原因で機械が壊れたという報告は把握していませんが……磁石の部分をパソコン本体に直接貼るなど本来の使用方法ではない使い方をすると、中のデータが破壊される要因のひとつにはなります。ピップマグネループをノートPCやタブレットの上に置いてしまうのも、『何もない』とは言い切れないですね」  ズボラな筆者は、首から外したピップマグネループをよくタブレットの上に放り投げていたが、少し気を付けたほうがよさそうだ。  小さいとはいえ磁石。思わぬハプニングが起こることも。

絆創膏の貼り替えは子供やペットが誤飲する可能性も…

  「商品の取扱説明書にも、『同じ向きで保管してください』と記載していますが、これには磁石特有の理由があります。違う向きで保管してしまうと、S極とN極の同じ極同士が反発してしまい、絆創膏から磁石がズレてしまう可能性があります」  磁石がズレた結果、絆創膏から剥がれて床に落ちてしまうこともあるという。ピップ社員の中でも「うっかり」な置き方をしてしまい、ズレて落ちた磁石が見つかることもあるらしい。  この磁石の性質も相まって、ピップエレキバンの「絆創膏だけを貼り替える」行為も推奨されていない。 「貼り替え用の絆創膏が売られていますが、当社では安全面と衛生面からおすすめしていません。磁石粒だけ取り外して置いておくと、紛失や誤飲のリスクがかなり高まります。そういった事故を防ぐためにも、使い終わったらすぐに捨ててくださいとアナウンスしています。安心して使っていただくためにも、絆創膏のみの貼り替えはせず、肌に優しい絆創膏を使用しているピップエレキバンを使用していただきたいです。」  実際に筆者も「もったいない」からと磁石粒だけを取っておいたことがあるが、磁石同士が反発しどこかへ飛んでいったことがある。  もし子供やペットがいたなら誤飲に繋がりかねないと、ゾッとした。磁石の効果は半永久的だというが、やはり推奨されている方法で使うのがベストだろう。  長年の愛用者も多いピップエレキバン。ユーザーの中には、驚きの使い方をしている人もいる。
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