有村昆の“軽薄さ”は持って生まれた才能 度が過ぎた「美女と密会」騒動
小手伸也もSNSで繋がった女性と不倫していたが……
『ノマドランド』のコメントも軽かった
今年度のアカデミー賞作品賞に輝いた『ノマドランド』に対する有村昆のコメントは「『土の時代から風の時代へ』。今年絶対見るべき一本! フランシス・マクドーマンドの見る世界は、アメリカ開拓時代の先祖そのもの。アメリカンドリームを求めていたはずが、若き頃のヒッピーに戻り複雑な心境になった。これが今のアメリカの真実なのか。ゆくゆくは日本の我々かもしれない」と、短文とは言え上っ面を撫でたようなコメントで、何が言いたいのか、さっぱりわからない。家と仕事を失った高齢者を描いたノンフィクションを原作とする作品に対するコメントとしてはあまりに軽く思える。 有村昆の軽薄さは、持って生まれた才能とでも呼びたくなるほど突出している。しかしそれは度が過ぎると他人に多大な迷惑を与えてしまう。私は「破滅を呼ぶ軽薄さ」というものが、この世にあることを、今回のこの醜聞で知った。これは非常に恐ろしい。肝に銘じておこう。1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina
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