話題のスイーツ「マリトッツォ」コンビニで買える中で1番本物っぽいのはどれだ
2021年に入って、大ブームの兆しを見せるスイーツがあります。イタリア・ローマでは主に、朝食として親しまれているという「マリトッツォ」です。「これでもか!」という量の生クリームを挟み込んだ鮮烈なビジュアルが特徴で、日本では百貨店や有名スイーツ店での販売が中心でしたが、近ごろはコンビニ各社でも販売が開始されています。
まずはファミリーマートの「クリームシフォン マリトッツォ風」(198円、95グラム、374kcal)。開封し手に取ると、やはり生クリームのボリューム感がすごい。目で見る印象以上に量が多く、圧倒的なインパクトがあります。
「重くないかな……?」と心配になったものの、食べてみると意外や意外、口どけのいい軽めのクリームで、ペロリといけます。オレンジピ―ルの酸味がいいアクセントになっていて、爽やかに食べ終えることができました。
一方で気になったのが、袋に書かれていた「マリトッツォ風」の文字。“風”とはどういうことだ? 調べてみると、マリトッツォとは「生地」を意味する言葉とのこと。
ブリオッシュというフランス発祥の生地に似た独自の生地を指してマリトッツォと呼ぶそうですが、この商品はふんわりとしたシフォン生地を採用。なので「マリトッツォ風」なのですね。でもせっかくなら、生地も本場のものを再現してほしかった……。
続いてデイリーヤマザキの「マリトッツォ風」(248円、107グラム、430kcal)。しかしまたマリトッツォ“風”です……! 値段が高い分、ファミリーマートのものよりもサイズは大き目でした。プラケースに入っており、きれいに取り出すことができるのも◎。
食べてみると、ファミリーマートと同じくシフォン生地ながら、味のレベルは上がった印象。生地のきめ細やかな質感と、ミルク感が濃厚ながら口当たりは軽やかなクリームが調和し、満足度は高め。
ただし、結構なボリュームなので途中で少し飽きが来るかも。ファミリーマートのマリトッツォにあったオレンジのアクセントがあれば、さらによかったかも知れません。
比較したのは、ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ローソンストア100のマリトッツォ。この3社のものが、手に入りやすいと思われます(※セブンイレブンでも販売があるものの、地域限定のようです、6月25日時点)。
もちろん味についても言及しますが、筆者はスイーツの専門家ではないので、3社4品のマリトッツォを計量してみた上で、1番コスパが良いものを決めてみたいと思います。
1)ファミリーマート:マリトッツォ“風”の謎
2)デイリーヤマザキ:こちらも“風”だが…
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