職場ストレスで10キロ増…不健康リーマンを変えた「8時間睡眠生活」
人間が体調管理をするうえで大変重要なのが睡眠。あなたはちゃんと眠れていますか?
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厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査報告」によると、20代男性の睡眠時間で一番多いのが6時間以上7時間未満の38%、次いで5時間以上6時間未満の31.2%。体力のある若いうちは寝不足でも多少の無茶が利きますが、意外にも30~50代よりも睡眠時間をしっかり確保している人が多いことがわかりました。
食品メーカーに勤める和田悦司さん(仮名・29歳)が担当するのは、顧客からのメールや電話など問い合わせに対応する部署。クレームなどの厳しい意見が多いため、異動したばかりのころは精神的にかなり堪えたといいます。
「前はスーパーなどの小売店相手の営業をしており、そこも大変でしたが今の部署のほうがメンタル的にはるかにキツい。実際、私が異動してくる前には適応障害と診断されて休職した人が何人もいたそうで、このままじゃ自分も病んでしまうと思ったほどです」
そのため、最初のころは酔って気を紛らわせようと毎日お酒を飲んだり、ドカ食いで腹いっぱいにしてストレス発散していたとか。ところが、そんな荒れた食生活の結果、わずか3か月で体重が10キロ近く増えてしまいます。
「胃はなんか常にもたれている感じだし、お腹も下すことが多くて体調も良くなかったですね。でも、それでも飲み食いしている間は仕事のことを忘れることができました。けど、このままだとメンタルじゃなくて別の病気になりそうだと思ったし、当時付き合っていた彼女にも心配されたので飲みすぎや過食を控えるようにしたんです」
そんな和田さんが次に始めたストレス解消法は「睡眠」。単純に寝る時間を増やすというものでした。
それまでは毎晩ネット動画を見たり、ゲームなどしてダラダラ過ごし、寝るのは深夜2時過ぎ。朝は普段6時半にスマホのアラームをセットしており、4時間ちょっとしか寝ていなかったそうです。
暴飲暴食でストレス解消を図っていたが…
ストレスで胃が常にもたれている感じ
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