竜田あげは、ややザクザクした食感の衣です。盛り付けられた3種の中ではもっともワイルドな衣といったところ。噛み進めるとしょうがのいい風味が口いっぱいに広がります。つゆがいいアシストをして、和テイストの味わいに深みを与えてくれています。このように、衣や肉にダシがしみてくるのも“からあげ×汁物”のメリットです。 　鶏天は天ぷらなので、もともと味は軽め。つゆをしっかりつけて食べれば、さっぱりとした味わいで美味しく食べることができます。 　付け合わせのゴボウとレンコンの煮物はシャキシャキ食感でこれまた美味しい。しかもうどんと一緒にすすりこめば“ツルシャキ”の2重食感を楽しめます。うどんもからあげも平らげたら、残ったつゆを少し飲んでみてください。からあげや鶏天の味がしみ出していて、これもまた美味しいですよ。 　うどんの本場・香川県で創業した「はなまるうどん」。本場の讃岐うどんを味わえるだけでなく、セルフサービス式のため、気軽に入れるお店としてファミリー層や女性にも人気のようです。 　こちらの「はなまるうどん弁当」は4種類。1番から4番まであり、今回は3番弁当（620円）をいただくことにしました。テイクアウト専用メニューですが、オーダーの仕方はイートインと同様です。 　3番弁当は4種類の天ぷらが盛り付けられています。えび天、とり天、焼き芋天、そしてちくわの磯辺揚げ。彩りにほうれん草の胡麻和えが添えられています（とり天と野菜天は時期によって変更になることがあるそうです）。