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ファミコンの新作ソフトを個人が開発!? 4分で完売した「アストロ忍者マン」とは

ファミコンのレトロゲームを見直す機運

アストロ忍者マン

個人が開発したアストロ忍者マン

 昨今のレトロゲームブームによりファミコンやスーパーファミコンと言ったソフトが見直され、価値も大きくあがってきています。  背景には、当時おこづかい不足や家庭の事情などにより購入出来なかった、30代~40代の現役世代が今では金銭に余裕ができて昔を懐かしんで購入したり、Youtuberによるゲームプレイ配信を見た若手視聴者が同じゲームをプレイするために購入するなんてことも。  また、最新ソフトは高価ということもありHARD OFFなど中古ショップで簡単に安く手に入るソフトを親子で一緒に楽しむという状況もあるとか。

ロムカセットを作ったマニアがいる

ファミコン

ファミリーコンピュータは世界中で合計6000万台以上販売された

 そんなレトロゲームブームですが、一部マニアの間で数年前から話題になっているのが、「古くて新しいゲーム」。  世の中は「Nintendo Switch」や「PlayStation5」など高性能ゲーム機で盛り上がっていますが、ファミコンのゲームソフトを作りFC/FC互換機用ソフトとして実際にロムカセットとして発売までしてしまった究極のマニアがいます。  漫画家・イラストレーターの「RIKI」さんは元々レトロゲームが大好き。趣味が高じてついには店舗ごと購入しゲーム店をプロデュースするほどに。ついにはファミコンが販売されてから30周年の2013年に8bit用ゲーム「キラキラスターナイト」を発表。これがここから10年近くに渡る「レトロゲーム開発ブーム」のきっかけとなりました。  2016年には「8BIT MUSIC POWER」と言うFC/FC互換機で視聴できるチップチューンアルバムカセットを「コロンバスサークル」から販売。  同16年に「キラキラスターナイト」も「キラキラスターナイトDX」としてロムカセットゲームとして個人開発ゲームが初めて全国で一般販売を開始。「レトロゲーム」「レトロゲーム開発」のダブルブームとなり、元SNK社員が開発したSFC/SFC互換機向けソフトの「The Darkness Hunter -Unholy Night- 魔界狩人」や公式に版元から許諾を得たFC/FC互換機向け「8bit-COLLECTION」SFC/SFC互換機向け「16bit-COLLECTION」など、数々の新作レトロゲームが開発・販売されてきました。
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アストロ忍者マンは4分で完売
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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