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箱根駅伝を10倍楽しく見る方法。駒大監督「男だろ!」の檄は今年も飛ぶのか

大人気ない発言に周囲が凍りつくことも…

箱根

※写真はイメージです

 その他、印象的なのは第85回大会の解説だ。同大会では、山梨学院大学の留学生ランナー・メクボ・ジョブ・モグスが2区を快走。2年連続、同区間で区間新記録をマークした。これは29年ぶりの偉業でもあった。  実は30年前、2年連続で2区の区間記録を打ち立てたのが瀬古氏だったのだ(第55回大会・56回大会/1.12.18・1.11.37)。もちろん、当時とは距離も条件も違うのだが、偉業という意味では共通しているだろう。  だが、問題はここからだ。2区を走り終えたモグスに解説が「瀬古さんも2区で2年連続区間記録を達成したんですよ」と伝える。するとモグスは「瀬古さんも走ってたんですか。すみません、記録(タイム)抜いちゃって」のようなおちゃらけた感じで返したのだが、瀬古氏はまさかの「まあ、距離が違うからね」と不機嫌に返答してしまったのだ。当然、周囲が「シーン」となったのは言うまでもない。  相手は大学生でましてや留学生である。大人で解説者の立場なのだから、普通、「おめでとう!」くらいで終わらせると思うのだが……。  まあ、前出の早稲田びいきの件も含め、瀬古氏のこういった大人気ない部分が癖になるとも言えるのは確かだ。今回はどんな発言をしてくれるのか? レースと合わせてぜひ注目して欲しいと思う。 <文/ポポ寺内>
学生スポーツ、野球、旅行、麺類を愛するライター。福岡ソフトバンクホークス・井上朋也の大ファン
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